相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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後半8連勝は凄い…!

2020-08-25 21:12:04 | 日記
 新入幕で「敢闘賞」をうけた力士
の一例━昭和二十五年春場所、
西前頭十八枚目 若ノ花 勝治

●大岩山(前19)上手投
〇小坂川(同18) 〃
〇宮城海(同16) 〃
●大蛇泻(同17)外掛け
●山 口(同19)打棄り
〇九州錦(同9)寄倒し
●清惠波(同14)寄切り
〇輝 昇(同10)突落し
〇緑 國(同16)寄倒し
〇若葉山(同11)寄切り
〇鳴門海(同15)突落し
〇愛知山(同11)押出し
〇八方山(同15)寄切り
〇不動岩(同8)突出し
〇緋 縅(同20)外掛け

 うん万円の『近世…相撲史』③に拠れば、
入幕当時の若ノ花は、「身長一七九センチ、
体重八五キロ」とある。現・炎鵬より背丈は
高いが、ずっと軽量だ。
 尚、六日目は横綱欠場に因る“割返し”のため
平幕“一桁”と取組━当時、楽日なら十三日目の
取組前に編成━んだと思われる。
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追記

2020-08-25 13:40:27 | 日記
※昨日までの訪問…
 737,699

 むかし力士の下の名前は、何右衛門
とか・何之助とか・何治郎みたいな3字名
以上が多かった。1字名の入幕の第一号
は、小結 矢筈山 登ではなかったか。
〔「登」は彼の本名に非ず。〕

 扨て、郷土力士の若鳴門長暢と引分け相撲
を取った出羽ノ花の下の名前は「國市」に非ず
「栄市」である。『武侠世界・臨増・相撲画報』
大正10新年号に拠れば、当時未だ珍しい北海道
出身の道産子力士だった。
 恐らく、彼が廃めた直後、出羽ノ子改め出羽
ノ花國市誕生と相成ったと思える。
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