相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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「明治後期の長身力士」 脱稿

2020-08-22 21:08:18 | 日記
 明治三十二年以降の“後期”28場所に
おける入幕および幕内格附出し79力士
〔うち2人は体格不詳〕のなかで長身10
名を選抜してみた。資料は主に『大相撲
人物大事典』で、同程度の身長は軽量級
を“上位”とした。
 但し、当方所蔵古雑誌で大正六年夏
“野球界編輯部調査”に太刀山「六尺三寸
三十八貫」、Ⅱ西の海「六尺二寸・三十七
貫」とあるので3位を太刀山、4位西ノ海
が穏当だろう。
 「重量級」にも登場した長身№1のⅧ
柏戸は休場が多く、金・銀星など殊勲の
相撲もない。尚、本名江口から年寄名跡
「伊勢ノ海」に“改姓”している。
 太刀山と横綱先陣争いの駒ヶ嶽は、小兵
の緑嶋(最高位小結=双葉山の師匠)に6敗
…が痛く、呑む→負ける→呑むの悪循環に
陥り、巡業先で急逝してしまった。濁酒の
醗酵が近因なんだそうな。
 大阪→東京→大阪力士の松ノ風は地味な
力士、明治三十七年春の幕尻で5勝3敗…
の星以外勝越せず、平幕一桁へ進出できな
かったのも当然だ。
 太刀山の兄弟子 國見山は、角聖と尊称
される横綱常陸山に零勝9敗…で実力差が
歴然━でも、名大関に違いない。
 綾浪は関脇2場所とも源逸に非ず源鋭。
誤記ではあるまい。
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進捗率87.5%

2020-08-22 13:33:55 | 日記
※昨日までのトータル閲覧…
 736,835

 十月完成予定の拙作&私家版『相撲史発掘』
第95号の進捗状況報告。

1~4頁
〇改名の嫌いな力士たち<前篇>
5~7頁
〇天保十年春場所
折込み表面
●幕内勝負&星取表
折込み裏面
〇鷲ヶ濱─渦ヶ渕の取組絵検証
8~9頁
〇明治・大正の新聞記事から
折込み両面
〇鹿児島県出身入幕力士一覧 
11ページ
〇古今平幕最優秀力士星取表
 以上、原稿清書完了。

10ページ
◉明治後期の長身力士
 現在鋭意執筆中。
12ページ
 未執筆。
 
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