out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

憧れの稜線 白馬大池から白馬岳へ #5

2017-08-12 22:43:28 | 山登り in 長野県エリア

2017年8月5日(土)
白馬岳を下り、小蓮華山へ向かう


 早朝撮影も終え、朝食は昨日もらったパン弁当をいただきます。 パン弁当の中には大きめのパン2つ、魚肉ソーセージ、チーズ、オレンジジュース、ゼリードリンクが入っています。 トレッキングさんがレストラン「スカイプラザ白馬」でコーヒーを飲みながら食べましょう、と言うのですが、なんと5時半から営業しており、パン弁当の人たちもたくさんこちらで朝食を食べていました。
 それほどたくさん食べられませんが、吐き気も収まり、コーヒーを美味しくいただいて、優雅な山頂朝食をいただけました。


7時出発! 行きましょう!


photo by トレッキングさん
と思いましたが、ちょっと下の方からも白馬山荘を眺めましょう。
本当にこの高い所にすごい施設があるものです。


photo by トレッキングさん
再び白馬山荘に戻り、今度こそ行きますよ。


今さらながら、ここが富山県と長野県の県境でした。
私たちは長野県に宿泊したわけだ。


今度こそ本当に白馬岳山頂に向け、出発です!


昨日と同じルートのピストンですが、違う景色が見られるかな?


7:26
すでにこんなに雲が湧いてきてしまいました。


白馬山荘の創設者「松沢貞逸さん」のレリーフ前に立ち寄ります。
白馬山荘を作っていただきありがとうございました。 大変助かります。


山頂方面から見る白馬山荘全容です。 本当に大施設です。


山頂付近まで来ると富山湾になんとなく能登半島かなと思われるものが見えました。


そして山頂。 朝一の登りはきついです。


手前お花が付いている峰は白馬岳の一部、その向こうに杓子岳、白馬鑓ヶ岳、
その奥二つ並んだ峰は鹿島槍ヶ岳。
もっと右に振ったら、鹿島槍ヶ岳、白馬鑓ヶ岳、槍ヶ岳、と三つ並んだ?


前日は真っ白だったので、もう一度記念撮影。


photo by トレッキングさん
この展望図示盤があの強力さんのお話で有名なアレなんですね!

 そしてもっとビックリしたのが、その強力さん、小宮山正さんの娘さんが、金時山のお茶屋さんの金時娘さん、小宮山妙子さんなのですって! へぇぇ~。 有名なお話でしたか? 私は存じ上げなかったので。
 いえね。 6月に武甲山に登った時に、ちょっとお話した登山者の方から金時娘さんのお話を聞いたのですよ。 大涌谷が火山規制になるちょっと前に金時山に登ったその人は、金時娘さんから「大涌谷の噴煙がおかしい。何かあるわよ。」と言われていた、というお話で。 なんか父娘そろって山の人はすごいなぁ~、と。


白馬岳を下って小蓮華山へ向かいます。
その途中、三国境から分かれてゆく朝日岳の上に朝日小屋がちょこんと見える!
写真中央ちょっと上、二つ並んだ小さな雪渓の間です。
あっちもいいなぁ~、なんて思っちゃう。 標高3,000mから 0mに下ってみますか~!?


日差しがあるとお花もますます美しく見えます。


前を見ても振り返ってもきれいなのですが、


雲はどんどん増えてゆきます。


また、小さいながらアップダウンがあり、
どうも身体に力が入らず、本調子になってこない。


考えてみれば、前日の夜からまともに食べていないのです。 そりゃ、仕方がないですね。
何か喉を通りやすい、少しずつでも口に入れられるものを用意すべきだと思いました。


けど、お花を撮りながらゆっくり行ったのでなんとかなりました。
トレッキングさんが「なんとなくお花が残ってるよ~!」とこのウルップソウを発見してくれました!


素晴らしい眺めです。


photo by トレッキングさん
下山してしまうのが惜しいほど。


けれど、午後には雨も降るかもしれませんから、
そうそうゆっくりはできません。
適度に早く行きましょう。



憧れの稜線 白馬大池から白馬岳へ #4

2017-08-11 20:31:23 | 山登り in 長野県エリア

2017年8月5日(土) 5:14
白馬山荘東側の峰より
朝の杓子岳、白馬鑓ヶ岳、奥には槍ヶ岳から剱岳の山並み


4:33
朝4時。 起きることはできました。
夜中に寒かったり、暑かったりで何度か目が覚めましたが、よく眠れました。
が、それ程サッサと身支度ができる様子ではありません。
少し吐き気がするような気持ち悪さを抱えながら、でもそんな朝の症状にも慣れ、
着替えをしてカメラを持って外に行きました。 既にトレッキングさんの姿は見えません。

受付正面のテラスで撮ればよいと思っていましたが、
太陽が昇るのは山荘受付の裏側の方でした。
とても白馬岳山頂へ行こうとは思えなかったので、違う方の少し低い峰へ。
登って振り返ると杓子岳、白馬鑓ヶ岳、奥には剱岳。
写真右下の方に見えるのは村営頂上宿舎です。


4:45
空が明るくなってきましたが、真っ赤に焼けることはなさそうです。
雲海の向こうに戸隠方面の山々が見えます。


少し場所を変えると、花々の斜面の向こうに大雪渓が見えました。


トレッキングさんから「山頂にいます。」のメールが。
おぉ! 行ったんだ!





剱岳側。 右下に見える長い屋根が白馬山荘。


5:04
ようやく高い山に陽が当たってきました。





5:06
こちらにも。
朝は風もなく、とても寒いというわけではありませんでしたが、みんなダウンを着ています。


5:11





5:22
さて、そろそろ戻ります。


少し移動したら槍ヶ岳や穂高連峰の山々が見えました。


杓子岳、白馬鑓ヶ岳の左方には南アルプスの山々が。


山荘の前に戻りよくよく見れば、写真左奥には八ヶ岳、富士山、そして右方に南アルプス。
南アルプスの山の中でチョコンと一番高いのが北岳だそうです。


もう少し寄ってみましょう。
この方向から八ヶ岳がどう見えるのか、理解しがたいのですが。
中央左の一番高いのが赤岳、その左に硫黄岳だそうです。
赤岳の右側が阿弥陀、権現、らしい。 では富士山の手前が編笠山?
もっと手前の平たいのが霧ケ峰だそうです。 美ヶ原も見えているのかな?


こちらが南アルプス。
一番左が鳳凰三山みたい。 その右が甲斐駒ヶ岳。 そしてその右側とがっているのが北岳。
北岳の右方には間ノ岳、仙丈ケ岳、と続いてゆくようです。


槍ヶ岳をもう一度よく見て。


剱岳も。


剱岳右奥は白山だそうです。


そして黒部の街、黒部川、富山湾。
能登半島、佐渡島は確認できませんでした。

晴れてくれたので、思う存分朝景を撮ることができて満足。(*^▽^*)



憧れの稜線 白馬大池から白馬岳へ #3

2017-08-10 21:52:32 | 山登り in 長野県エリア

2017年8月4日(金)
三国境から白馬岳へ



白馬大池から小蓮華山山頂まで来ました。 ここまでのタイムは悪くはありません。
が、白馬山荘までこの調子で行けるのか。 疲れも来ていますし、標高も上がるので、不安もあります。
CTはここから先の方が少し短いので、それを信じて一歩一歩登りましょう。


お花を眺めながら。


けれど、こんな風景を見るとなんだか果てしなく歩くような気がします。
まるで天竺まで行ってしまいそうです。
青空の元でみると、また気分も違うのでしょうが。


本来このような景色の中を歩くことこそ北アルプスの真骨頂なのでしょうが、
疲れが出てきたこの頃、
あの雲の中にどれだけ高い峰がそびえているのだろう、あそこに行くんだよね?、
と不安な気持ちがこみあげてきます。

そんな時。。。


あら!
トレイルを横切った。w


行く先にはお母さんもいました。
お母さんライチョウは後から来るこの子と、先に行ってしまったほかの子たちを
交互に見ながら、で大変です。


不安な気持ちが無いわけではないのですが、ライチョウを見つけたり、きれいなお花を見たり、
ひとつひとつの峰を乗り越えて、この北アルプスの稜線を歩いていることが、
やっぱりうれしかったり、楽しかったりするのです。
だって本当に、写真でしか見たことのないような山の上を歩いているのですから。


このあたりに来るとウルップソウが見え始めました。
もしかするとどこかにまだ咲いている花があるかもしれない、と期待もしていたのですが、
ほぼこのような状態でした。
でも、三国境~白馬岳の辺りまで、目を皿のようにしなくてもすぐにわかるほど、
たくさんのウルップソウを確認したので、いずれ咲いているときに来てみたいなぁ、と思いました。


タカネヤハズハハコ


遠景はほぼ雲に隠されてしまいましたが、行く手右側にトレイルが続く稜線と、
その先にどっしりとした山が見えてきました。


トレッキングさんの先が三国境です。
ということで、右手に見えていたのは鉢ヶ岳でしょうか。
その先雪倉岳、朝日岳へと続きます。


photo by トレッキングさん
三国境は長野県、新潟県、富山県の県境です。
三国を股にかけてみました。


この辺の砂礫斜面にはコマクサがたくさん咲いていました。
ここまでも咲いているところはたくさんありましたが、
この辺の群落はとても大きく、印象的でした。


また白馬岳に向けてイワオウギが目立つようになってきました。


残雪、白い砂れき地、お花畑。
とてもきれいなのですが、だんだんと登り斜面もきつくなってきて、
休んだり、お花を撮ったり、立ち止まる時間が増えてきます。





ピンク色が濃いのでミヤマシオガマ?


私が立ち止まる時間が増えてきたので、トレッキングさんがジッと待っていてくれます。
ごめんね~。

けれど。。。


とうとう、到着しました~!! 白馬岳山頂(2,932.2m)  時刻 16:21
4時半より前に到着できた~!!


photo by トレッキングさん
やった~っ!!
山頂到着直前より陽も射して、まるで祝福を受けているかのようでした!

既に周囲は雲で真っ白でしたので、記念撮影をしていると、
おそらく韓国から来た方たちよりやんややんやの喝さいを受けていたみたい。w
「トテモ、キレイデスネ!」と言っていただきました。
汗ビッショリ、顔テカテカ、ヘロヘロでしたが。w
山に外国の方たち、多くなりましたね。


さぁ、5時前には山荘の受付を済ませましょう。
最後の下り、要注意です。


山頂を再び振り返って。
険しい頂の斜面は花でいっぱいでした。


そして、山荘も直前だというこの場所で再び。


ちびっ子たちは動きが速くて、夕方のシャッタースピードに間に合いませんでした。w


あぁ! 白馬山荘です!


 800名収容できるこの施設はホテル並みの人員配備です。 夕食は6時40分から、と言われ部屋に行きました。 朝食は食堂で食べる or お弁当をもらうことを選択できます。 混みあっているようでしたので、お弁当にしました。 夏の時期はおにぎりが痛みやすいので「パン弁当」になります。 その場で袋詰めしていただけました。
 宿泊部屋は大部屋2段で、2畳に3名のスペースだったでしょうか。 ゆっくり寝るには十分です。 トイレ個室もたくさんあり、洗面所では洗顔、歯磨きもできます。

 「夕食時間まで間があるので、少し外でまったりしましょうか。」とトレッキングさんから言われたのですが、残念ながら着替えを終えると私はもう動くことができず、そのまま布団で眠ってしまいました。


夕食時間に呼ばれ食堂に行きました。
夕食はとても美味しそうでしたが、私はほとんど口を付けることができず残してしまいました。
頭痛、吐き気の高山病のような症状はなかったので、おそらく疲労困憊、だったと思います。
無駄にしてしまい、本当にすみません。


外に出るとやや夕焼け。
このテラスでゆったり、まったりしたかったのですが、もう布団に入って眠ることしか頭にありませんでした。
翌日のこともあるので、実際それが一番です。

布団に入るとこの日歩き通せた安ど感でいっぱいでした。
翌朝は晴れるぞ~! 起きるぞ~!、と言い聞かせながら眠りました。



憧れの稜線 白馬大池から白馬岳へ #2

2017-08-08 13:43:34 | 山登り in 長野県エリア

2017年8月4日(金)
白馬大池から小蓮華山へ向かう稜線で

 栂池自然園から白馬大池まで登ってきました。 白馬大池山荘受付の方にお話を伺い、「この日のうちに白馬岳まで登り上げよう!」という決意をしました。 決め手は翌朝の晴天。 これを山頂付近からから拝まずしてどうする! しかも白馬山荘まで行けば、大池より快適な環境で眠れるわけです。 これは行くしかない!!
 良くわかりませんが、すごい気力が湧いていました。 けれど、時間を見てムリがあったり、私の具合が悪くなれば、すぐに大池に逆戻り、です。 白馬岳に向け、早く出発しましょう!


ですが、その前に。 せっかくの白馬大池山荘前のお花畑です。
本当にたくさんのお花が一面に咲いており、もちろんここでも2日いたって飽きることはなさそうなのですが。。。
お花を少しでも撮ってゆきましょう。


ムカゴトラノオ、ウサギギクなど


エゾシオガマ、白く細かい花はハクサンボウフウ?


ヒオウギアヤメなど。 
黄色く草の中に見え隠れするのはオトギリソウ、〇〇キンポウゲ、〇〇キンバイなど、
色々あるのでしょうがよく分かりません。


ハクサンコザクラ








photo by トレッキングさん



ピンクはハクサンコザクラやイワカガミ。 黄色っぽいのはチングルマ。 白っぽいのはハクサンイチゲとか。


先は長いので、行きましょう!


翌日、晴れているうちにここに戻れると良いなぁ。


長い道のりですが、お花も見ずに黙々と登ることはできません。
イワギキョウ、ミヤマコゴメグサ


だって、こんなにミヤマコゴメグサ。w
そしてさらに歩いてゆくと。。。


おぉ! リンネソウ!


咲いているという話は聞いていましたが、こんなにも!


どんどん登りますが、ものすごい急登ではないし、お花もたくさんなので、
楽しくて仕方ありません!


ウラジロタデ、ハクサンフウなど


チシマギキョウ


「船越ノ頭(2,612m)」到着。 ですが、ここは休まず行きます。
小蓮華山に向け、まだ半分ちょっとありますからね。


坂の上の雲に向かって歩いてゆくのはなかなか良い気分。
まずは小蓮華山、がんばらないと!


タカネナデシコ、タカネツメクサ


イブキジャコウソウ、タカネツメクサ


ミヤマアズマギク


ウサギギクなど


もっと登ります~。 まだかなぁ~。(^o^;
さすがに小蓮華山山頂に近づくにつれ、登りが堪えてきました。


ハクサンイチゲ群落


ヤマハハコ、チングルマ花穂


ヨツバシオガマ


ミヤマダイモンジソウ


お花を見ながら、写真を撮りながら、ゆっくり、ゆっくり。。。


で、ようやく到着しました!!(14:26)
新潟県最高峰、小蓮華山 (2,766m)


photo by トレッキングさん
白馬大池を 12:30頃出ていますから、CT10分押しくらい。
割と良いタイムで来ました!
白馬岳山頂まではあと約1時間半。 4時頃に着けるでしょうか?
けれど、ここまででかなり疲れも来ています。 体調が良いことが唯一の救い。 
まずはここでゆっくり休み、白馬岳山頂 2,932mに備えましょう!!


憧れの稜線 白馬大池から白馬岳へ #1

2017-08-07 20:59:31 | 山登り in 長野県エリア

2017年8月4日(金)
残雪やお花で彩られる白馬大池西側斜面

 8月4日(金)~5日(土)でとうとう白馬岳への登山に行ってきました! 
 当初は7月下旬に yukoさん、トレッキングさん、私の3名で向かう計画でしたが、今年の悪天候。 梅雨が明けても全く晴れることはなく、2泊3日で計画していたツアーは雨とともに流れ、8月は忙しい yukoさんは不参加決定。
 8/5~7辺りはどうかと毎日、というか一日に何度も天気予報チェックをしているとどうやら 8/4~5 は天気が良いらしい! と、思ったのが 8/3日。 急きょトレッキングさんに 「8/4 の始発ゴンドラに乗り1泊2日で白馬大池山荘泊まり、翌日小蓮華くらいまで行ければいいのではないか。 もしかしたらまた天気は悪い方向に向くかもしれないし。」と持ち掛けると「行きましょう!」とのお返事が。

 しかし直後に白馬大池山荘予約の電話を入れると 「8/4は激混みで予約は入れられない。 当日直接山荘に行って下さい、断ることは基本ありません」とのこと。 うぅむ。 平日だというのに、みんな何をやっているのだ。。。あ、私もか。w
 連日の雨天気に嫌気もさし「8/4の日帰りでもいいではないか」ということで、とにかく行くことは決行!


8/3に見た天気予報より、若干天気が悪くなっていた 8/4朝の予報。 それでも雨は降りそうにない。
なんとなく青空が見えたりもするけど、山の上はどうかな。。。


いよいよこの、ビジターセンター手前からの登山口に入る日が来ました!(8:00)
昨年7月、みんなで八方尾根から唐松岳に登りました。
八方池山荘夕方待ち合わせの前に、私は栂池自然園で花見をしていましたが、
ここのお花に大感動で、山の上に行ったらもっとすごいのだろうな、と
ここから登る日を本当に楽しみにしていたのです。


さて、行きますよ~!
一応今回は一泊の可能性も考え、それなりの荷物は持っています。
白馬大池山荘標高は 2,380m。 やはりこれまでの高山病的な症状は気になります。
ただ、前回の赤岳展望荘は 2,722m。 「あれよりひどくなることはないのでは」という気持ちと、
ドーピングの用意もし、この登山に挑みました。


登山道沿いにはオタカラコウとミズバショウ?


ゴゼンタチバナもまだたくさん見られました。


1時間ちょっと歩いたところで(9:16)小さな残雪。
まわりにチングルマやイワカガミがたくさん咲いていました。





更に少し歩いて「天狗原」到着。(9:29)
ザックを下ろして少し座って休憩です。


遠景、山の上部は雲に覆われていますが、
湿原にはワタスゲ、タテヤマリンドウ、キンコウカ、イワイチョウなど。


歩いていると木道沿いにホソバノキソチドリ、イワショウブのようなものも見られました。


雪渓を越えてゆきます。
手前のトレイルがとても急に見えますが、大丈夫なんだろうか。


手前に見えたトレイルは急なだけでなく、足元に大岩が続く難所でした。
こういう所をバランスよく行けないんだよなぁ。
たぶんへっぴり腰だから余計にバランス悪くなるのだろうけど。
何度も岩の間に落ちるのではないかとヒヤヒヤしました。


けれどお花も見えます。 オオヒョウタンボク。


キバナノコマノツメ


たくさんのナナカマドの向こうに雪渓が迫って来ました。
白く蒸気が上がっています。


振り返るとなかなかいい眺め。
写真奥の方に伸びる木道辺りが天狗原です。
写真左に伸びる木道は「風吹大池」方面に向かいます。





ダイコンソウ


雪渓を登ります。 ここまでムシムシで既に汗ビッショリですから、
雪渓の上はひんやりと気持ち良いです。


雪渓を越えると再び大岩。
ですが、雪渓手前の沢のような感じではないので、やや安心。
「この上が乗鞍岳山頂ですよ!」と言われがんばる!


ヒメシャジン、ミヤマコゴメグサ


山頂ケルン見えたー!
でも、結構遠いよ~!!w


着きました~!\(^o^)/ 山頂、2,436.7m !(10:55)
水分補給して、記念撮影休憩をしたら行きます。
「この広い所を乗り越えたら大池だよ!」と言われ、がぜん張り切る!

少し歩くとそこへ。。。


ライチョウ、キターーーッ!!ヾ(≧▽≦)ノ


トレイルのすぐ近くです!
ジッと見ていると慌てて逃げる風もなく、ゆっくりと周りを見回しながら歩き、
時に足元の草をついばんだり、そのうちにだんだんとハイマツの中に入って行ってしまうのでした。
充分ゆっくり見ることができました! ありがとう、ライチョウ君!


すぐに真っ赤な白馬大池山荘が見えてきました!
もうチングルマも雪渓もライチョウも見たし、
大池でお昼ご飯を食べて、周囲のお花を撮ったら帰ってもいいかも、くらいの気持ちもありました。w


時折雲が降りてきて、対岸が見えなくなったりもします。


池の周りも岩々で、このように雪の残っているところもあり、なかなか山荘に着かない。w
水は透明でとてもきれいです。


ようやく山荘至近まで来ました!
チングルマなど、お花がきれい!


「向こうのほうがもっときれいだよ~!」と行ってしまうトレッキングさん。w


でも、私はこれが気になっていました。w
イモリかなぁ? サンショウウオかなぁ? とにかくいっぱいいました。


ハクサンイチゲ (11:41)


 さて。 ここまででトレッキングさんとは何度か天気予報などをチェックして、この後の行動を考えていました。 とりあえず山荘に宿泊状況を聞いて、激混みもひどい激混みなら、あと少し小蓮華山に向かって登り、時間を見て下山する。 そうでもなさそうならここに泊まり、翌日は白馬岳アタックを試みる。
 で、天気はどうかというと、翌日朝~午前中がとても良い予報。 ここまで登ってきたのだから、泊まりたい! 朝景見たい!!

 お昼ご飯を食べて山荘の受付の方に話を伺うと、大池山荘は1畳に2名以上は確実、と。 ちなみに白馬山荘はどうかと伺うと、「あちらは規模が違いますから、うちより楽なことは確実ですよ。」とのお話。 白馬岳まではCTで約3時間半。 時間は12時を回っている。 5時までにつくことを目標に、大池山荘で白馬山荘の予約を入れてもらいました!
 一応「途中でギブアップした場合はこちらに泊めてください」とお願いし、白馬山荘へのロングジャーニー決行!! 大丈夫なのか、わたし!!?