城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

ぼけ防止のための語学学習? 20.12.14

2020-12-14 19:38:56 | 地域のこと他
 今は小学校でも英語が教えられるようになったが、日本の英語勉強は会話という面からすると失敗し続けていると思う。少なくとも中高で6年間英語を勉強しても、ちゃんとした会話すらできない人が多い。最近の英語学習の状況は知らないので間違っているかもしれないが、若い人でもやはり英語となると苦手意識が強いと思う。国内で暮らしている限りでは、英語を話せなくとも全く支障がないことが、日本人の英語能力が高まらない一つの理由となっている。もちろん、外国人は身の回りでは随分見るようになってきたが、よく見るのは中国人やベトナム人であり、彼らは英語を話さない。フィリピンから来る人は英語を話すかもしれないが。中小企業でも親会社の都合で突然外国に赴任する人が身近にいたが、このようなケースは増えていくかもしれないので、話すことができるに越したことはない。

 おじさんは英語学習歴、6年どころか数十年にもなるが、今かりに目の前に英語を話す外国人がいた場合、どこまでコミュニケーションできるか実に心許ない。こんなはずではなかった。若い頃、30代~40代くらいで英語をマスターし、できれば第二外国語もマスターしたいくらいに思っていた。30代終わりになって少し英語学習に本腰を入れた。ヒアリングマラソンやリーディングマラソンほか様々な教材を買い求めて、それなりに努力した。もちろん仕事は英語とはほとんど関係なかったし、たまに外国人と会話等することはあっても、それ以上はなかった。BSでABC放送やBBC放送、理解出来るところは少なかったが聞き続けた。さらに、今に至るまでNHKのラジオ英会話そしてビジネス英語は聞き続けている。おじさんの努力が足らなかったのか、もともと語学的センスがなかったのかどちらかだと思う。65歳を過ぎて、耳がかなり悪くなってきた。もともと苦手なリスニングがさらにハンディを負うことになった。このため、衛星放送は聞くのを止めてしまった。スペイン旅行を夢見て、スペイン語にも挑戦してみた。しかし、リスニングはもちろんのこと単語が覚えられない。結局、5年間くらい初級のスペイン講座を聴いていたが、これも止めてしまった。

 ラジオ英会話(月~金放送) 最近の中身はかなり昔に比べると充実し、レベルが上がってきていると思う
 一度アメリカ人に発音の良いのを褒められたことがあるが、この番組を聴き続けたおかげであろう

 実践ビジネス英語(水、木、金放送)  講師の杉田敏さん、随分長いことやっておられる
 上の英会話に比べると難しいが、会話の内容がなかなか興味深い
 いずれも録音で聞いている

 若い頃、スキーやテニスも随分したが、なかなか上達しなかった。今から考えてみると、もっと他に自分の才能を伸ばすことがあったかもしれない。それが何だったかなんて結局わからないままに大部分の人は老いてゆくのかもしれない。英語も記憶力抜群だった20代までに集中して学習しておれば、状況は変わったのかもしれないが、後の祭りである。今や英語学習は趣味であるとともにぼけ防止でしていると思うことにしている。
コメント
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