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維新の候補者を選ぶことは死を選ぶことに近い。

2023年03月25日 23時05分30秒 | 政治
これまでにも僕はこのブログで、SNSで、維新の候補者に投票することはおすすめしていません。
当然、僕自身も2008年1月以降、橋下氏が大阪府知事選に立候補してから、現在に至るまで維新の候補者には一切投票はしていません。

なぜか?
橋下氏を代表するような論破の手法というのが本当の意味での議論というものにならず、本来の政治の意味を歪ませる可能性を大いに感じていたからです。
そして、実際に大阪府市政は歪んでいきました。
「身を切る改革」をスローガンに実際は府市民の身を切るような改悪が行われてきました。
特に住吉市民病院の廃止に代表される行政の医療機能・社会福祉機能の削減は、単に数字上での問題しか解決しておらず実際の府市民の生活については逆に問題を生み出しているという現実には腰が引けています。

またそれが悪い方向に影響したのがコロナ禍での医療体制の不足という実態です。
これまでの統計で新型コロナの死者数がいちばん最悪なのが大阪府ということは既知の話です。
これは明らかに失政であり、為政者として猛省を促す必要があります。
しかし、今のところ猛省している気配はありません。
ということはまた同じような失政を行う可能性があるということです。
また同じように死者数がトップになる最悪な結果を出す可能性があるということです。

そして、維新についてはほかにも失態や政党・政治家として倫理的に問題があることが数多く取り沙汰されてきました。

これまで維新を見てきて思うのは、彼らがよく使う「党勢拡大」という言葉から、おそらく彼らは政治をビジネスと勘違いしているのだろうということです。
これまでに行政改革の考え方の中で民間企業の考え方を取り入れる手法というのは確かに一定の効果を出しました。
しかしそれは行政サービスを住民に対して長く提供していく秘訣のようものであったり、地方公共団体の少ない収入から最大限住民に行政サービスなどを通じてうまく還元していくための知恵だったりしたわけです。
それを変に拡大解釈したり、もしくは古いそのような考え方を今の政治に無理矢理当てはめようしています。それはおそらくビジネスとしてもダメでしょう。

ビジネスは成長拡大を目指すのが当然ですが、政治はそうではありません。
ビジネスはお客様の要望に応え利益を生み出すのが常ですが、政治はそうではありません。
時に住民を守るために利益にならないことを犠牲になってやらないといけません。
政治はショーでもビジネスでもなく、政治は政治、行政は行政です。
政治家・為政者が論破者であってはいけないのです。

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