じゅんむし日記

心は急いでいる。それなのに、何も思い通りの形にはなっていかない。がまんがまん。とにかく、今できることから始めよう。

ゲレンデ?いいえ、グランドです。

2011-03-28 | 子育て・家族
もうすぐ4月だというのに、ものすごい寒さです。

横なぐりの風…
あ~吹雪いてきたぁーーー(ToT)/
この広いグランド、まさに吹きっさらしです。

26・27日、県内外からかなりの数の中学生野球チームが集まりました。

県外からはるばるここ長野県まで来てくださったチームのみなさん、
ほんとうにありがとうございますm(__)m
こんなに寒くてスミマセン…。

子供たちの手はかじかんでいます。
(かじかむなんて言葉、北国以外使わないだろね…)
クリクリの坊主頭も寒そう~。

でも、子供たちは元気!
大きな声とともにグランドを駆けめぐります。
精一杯プレーしています。

おかあさんたちは、毛布をかぶりながらもガタガタふるえています。
あちこちから吹きすさぶ風…背中で受けるように、みんな体の向きをサッと変えます。
(お母さんたちの体の向きで風の向きがわかります)
応援の言葉も出ないさ。

子供たちー、エライぞー!



それに、2日目は霜が降り、
それが融けてグランドがぐちゃぐちゃ。



で、午前は近くの球場の外野側を借りて試合です。
いろいろなことがあるね。

たくましく育ってね!

(あー、試合の感想どころじゃない(-。-)y-゜゜゜
それでもお母さんたち、ガマン大会のように震えながらも夕方終わるまで誰も帰らない…強っ)

コメント

東野圭吾「手紙」

2011-03-25 | 
 東野圭吾「手紙」

またまた東野さんです。
文庫本といえども、次々本を買うのはキビシイ。でも買う~!

「手紙」
強盗殺人を犯した兄とその弟、またその周りの人々について書かれた物語です。

確かに…
現実にも、大変な数の犯罪者の家族の人達がいた(いる)はずです。

特に、兄弟なんて血のつながりはあるものの、その犯罪に対してどれだけの罪があるのでしょう。
しかし、家族というだけで負わなければならない差別…。
被害者家族ともしかしたら同じくらい苦しんでいるのではないかと思い、
重い気持ちになります。

前半、兄が罪を犯してしまう流れや、
弟が突然犯罪者の家族として生活が一変するあたりは、
とても説得力がありよく書かれていますが、

突然その弟が、存在感のあるカリスマボーカリストとしてバンドのメンバーになっていくところだけ
どうしても違和感があり、私の中で物語が中断してしまいました。
ザンネン…。

でも、そのあとの人間のつながり…家族のつながり…
などはとてもよく書かれていたと思います。

弟がさまざまな差別を受け、
支えられながらもまた大きな挫折をしたり…。

そして勤めている会社社長からの決定的なひとこと。
「差別はね、当然なんだよ」

それはわかる気がします。
私たちは差別をする動物です。

私は差別をしたことがない、と思っている人たちでも、
きっと差別をする気持ちは持っていると思うのです。
(マザーテレサのような人でない限り)

だから私たちは、差別をする気持ちはどこかにあるということを認識しながら理性的に行動をしていくしかないのかなー、と。

そう思っていてもなかなか出来ないのが人間ですけれど…。
だから自己嫌悪に陥ったり、後悔したりするのですけれどね。

コメント

東野圭吾「使命と魂のリミット」

2011-03-22 | 
 東野圭吾「使命と魂のリミット」

東野圭吾さんにハマりました。
「容疑者Xの献身」があまりにもおもしろかったので、
これ以上ものはあとは期待しないでおこう、と思ったのですが…

!!!

違った!
これもすっごくおもしろかったです。
「容疑者・・・」と違って、読後感は爽やかです。

父が受けた手術において、意図的に死に至らしめられたのではないかという疑念を、子どものころから持ち続けていた有紀。
有紀はその病院で、その手術を執刀した医師の元、研修医として働くことになります。
そこへ、病院とは関係ない…ただし入院患者にある思いを抱く者からの、病院への破壊予告。

善人の中の悪人。
悪人の中の善人。

こんな要素でストーリーは展開すると思っていたので、その点で裏切られましたが、
誰しも何らかの使命を持っているというテーマはとても共感できます。

それがとても言いたいということはわかりますが、
”使命”がたくさん出すぎる感ありです…。

それでも、息をも付かせぬストーリー展開はさすがです。
またまた一気読みに近い感じでした。

”破壊”を遂行しようとする犯人と、
その中で患者を守ろうとする病院職員たちの奮闘。
犯人の動きがわからないまま、ある患者の手術が開始されることになり…
その後電気系統が破壊され、次々と難題が突き付けられる中での最大限の工夫と努力。
執刀医師の体内から絞り出るエネルギー。

とても読み応えがありました。
素晴らしかったです!

コメント

東野圭吾「容疑者Xの献身」

2011-03-21 | 
 東野圭吾「容疑者Xの献身」

なんか…もの凄かったです…。

ほとんど一気読みに近い感じで読み終えました。

天才数学者でありながら高校教師、数学だけが生きがいだった石神が、秘かに思いを寄せていた女性を守るために完全犯罪を企てます。

その、数学者ゆえのち密なトリック・独特な発想は、想像を超えていました。
見事な設定だと思いました。

そして、石神のかつての親友である物理学者の湯川が、
トリックを見破ったときの驚愕…ますます物語の中に引きこまれていきます。
湯川の友情、トリックが明らかにされていく過程も、とてもよく書かれていると思います。

ラストシーン…
石神の企てたち密なストーリーが崩れ、予定外の現実が現れたこと、
ここまで書ききってくれたことは納得ですが、
もう少し余韻を含んだ書き方でもよかったのではないかと思いました。

でも、凄まじいラストです。
人の一生とは、本当に何なのでしょう。
こんな絶望が世の中にはあるのでしょうか。
やりきれなくて悲しくて、胸がしめつけられます。

あと、人の一生を考えさせられる小説として思い浮かぶのは、
松本清張の、或る「小倉日記」伝
これもスゴイ小説ですよー。

コメント

大事な開幕戦。

2011-03-20 | 子育て・家族
「開幕戦が大事なんだっ!」
今度中学三年になるムスコが力を込めて言います。

冬の間はお休みしていた野球の試合ですが、
春になり、土日祝日どっぷり試合漬けになっていきます。

中学生なのに、
プロ野球みたいに開幕戦なんて言ってかわいいなあ(^.^)
でも、確かにそうには違いないっ。

そして今日がその開幕戦!
待ちに待った開幕戦!!
やる気満々!
一昨日のバッティングセンターでもホームラン3本打ったし、調子いいぞー!!

(・_・)

インフルエンザぁ~~~~

何ということでしょう。
今日、家の中で寝ているハメになるとは…(T_T)

おまけに今日、
エースは法事でお休み。
キャッチャーは肩を痛めてしまい投げるの禁止…。
ショートも足首を骨折して当分身動きできない…。
息子のサードと合わせて内野4人、いませんよっ。

・・・・しょうがない。

スタートはこんなんだけど、
みんながそろった時、そして最後の大事な試合に向けて力を発揮してね!

今日も力を合わせて頑張って勝ってきてね!

コメント