じゅんむし日記

心は急いでいる。それなのに、何も思い通りの形にはなっていかない。がまんがまん。とにかく、今できることから始めよう。

「生い立ち」を授業に使うのは反対

2018-02-03 | 想うこと
↓こんな記事を目にし、私もかつて相当な違和感を覚えたのを思い出しました。

https://news.yahoo.co.jp/byline/moriimasakatsu/20180129-00080365/
「生い立ち」を授業に使うことは無神経では…小学校「生活科」学習指導要領

十数年も前のことですが、
息子の学校でも自分の生い立ちを授業で使い、参観日(2分の1成人式)に一人ひとり発表するということがありました。

すぐ思いました。
この授業はなくてはならないの?

上に紹介した記事にも、
“三年ほど前、指導要領に基づいて「生い立ち授業」を行う場合、様々な家庭環境に注意すべきであると議論になった”
とあって、問題提起されたことはわかります。
そもそも、自分の生い立ちをまとめる「生い立ち授業」は必要なのかと思います。

親から手紙も書いたっけ。

息子は息子で「大変だったこと」がないか?ないか?と聞きたがる…。

大変だったけど立派に成長した、
という感じにしたいのでしょうか。

ボクを産んだとき、すごく痛かったんでしょ?すごく大変だったんでしょ?とも散々聞かれました。
きっと、先生からそういう説明があったんでしょうね…(^_^;)

他人が想像できないような生い立ちもあるでしょうに。

当日の発表のとき、
息子の作文はちょっと感動的になっていてびっくりしました。
聞いたときは(ウチの子、こんな構成で書けるんだわ)と思ったけど、
あとで、先生がアドバイスしてくれたのね、と思い直しました(^_^;)

それにしても、
これ、クラスのみんなの前で発表しなければならないのでしょうか?

http://makomako108.net/2017/01/05/nibunnoichiseijinshiki5/
元小学校教員が挙げる、2分の1成人式を即刻やめるべき5つの理由

そうかぁ…
「親を喜ばす」場になっているという指摘↑、今さらながら気付きました。

この授業に疑問に思った方ももしかしたらいたのかもしれませんが、声に上げにくいです。
授業は一日で終わってしまうし、みなさん次の生活へと移っていってしまいますし。

2分の1じゃなくて、二十歳の成人式自体いらないと思っているワタクシです。
コメント    この記事についてブログを書く
« 歯医者さんは教えてくれない | トップ | もう一度振り返る「体質改善」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿