じゅんむし日記

心は急いでいる。それなのに、何も思い通りの形にはなっていかない。がまんがまん。とにかく、今できることから始めよう。

食の安全

2007-07-16 | くらし
中国のダンボール入り肉まん…ニュース見ました?
これには本当にびっくりしました。
少し前の、冷凍牛肉コロッケの偽装がかすんでしまうくらいです。

”ごまかす”なんていうかわいいものではない!これらの件を、どう考えたらいいのでしょうね…。

消費者をナメている…というか、
消費者がその先にいない…というべきなのか…。

たとえば…
その会社の社長は、
我が社の冷凍コロッケを買って食べてくれる人たちの食卓の光景―
それを想像したことがあるでしょうか。

ある日のこと、
主婦がパート勤めから帰ってきて大急ぎで夕飯の準備をする…。
冷蔵庫を開けて、その日の献立を考える…。
「今日はひじきの煮つけを作って、あとは冷凍コロッケでも揚げておこう~」
「そうだ、油を使うなら揚げ出し豆腐でもついでに作るか…」

家族が集まる食卓…。
「やっぱり揚げたてのコロッケはおいしいね~」
とか言って、今日あった出来事を話しながらの楽しい食卓…。

(お?これはウチのことか?)


10年以上も前のことですが、
「消費者はバカだから何を作ってもいいんだ」
と、実家が農家をしている知人が言ったことがありました。

消費者には農薬をたくさん使ったものを…自分たちには、農薬をあまり使わない自家用野菜を別に作るのだそうです。

「わからなければ何をやってもいいというもんじゃないよ」
「農家の人たちも、自分たちが食べるようないいものを提供しようっていう信念をもってやるのが本当じゃない?」
私は、その知人に言ってやりました。

頭にきたから言ったのですが、ふだん思考回路のにぶい私にしては、よく言葉が出てきたものです。

今は変わっているのでしょうか。わかりません…。

私たち消費者は、表示だけがすべてです。
有機野菜とあっても、表示を信じるしかありません。
加工品も、材料は表示を見るしかありません。
製造日も、加工日も、表示してある日を信じるしかありません。

何を食べると身体に良いとか、何がどこそこの病気に効くとか…人はよく情報に踊らされてしまいます。
(私も情報に食いつく一人です^^;)

何を食べるかよりも、何を食べないかが大事!
そう思えてなりません。

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