神が宿るところ

古社寺、磐座、不思議・パワースポット、古代史など極私的な興味の対象を見に行く

御座石神社(秋田県仙北市)

2017-02-18 23:52:43 | 神社
御座石神社(ござのいしじんじゃ)。
場所:秋田県仙北市西木町桧木内字相内潟1。国道341号線「小先達」交差点から秋田県道38号線(田沢湖西木線)に入り(西へ)、田沢湖湖畔北辺を約6.8km。駐車場有り。
伝承によれば、田沢湖の水面と等高で畳のように平らな岩があり、慶安3年(1650年)に久保田(秋田)藩第2代藩主・佐竹義隆公が腰をかけて休んだことから「御座石」と名付けられたところに、文化8年(1811年)に第9代藩主・佐竹義和公が巡見の際に社殿を建立して休息所とした。ただし、神社としての創始は、室町時代に熊野の修験僧が龍神を祀ったことによるという。よって、近世には「龍神社」と称していたが、明治44年に「御座石神社」と改めたという。現在の祭神は事代主神・綿津見神・龍神(龍子姫神)で、境内(社殿脇)には上半身が人間で下半身が竜の姿をしたブロンズ製の「たつ子姫」像がある。
なお、「御座石」の上に「雨乞石」があり、これに触れて祈ると忽ち雷風雨を呼ぶという。そして、その傍に生えている樹木は「七種木(なないろぎ)」といい、松・杉・桜・槐・梨・エゴノキ・ハンノキの七種類が1株の木になっているというもので、「雨乞石」を守るため自然に生えてきたといわれている。


秋田県神社庁のHPから(御座石神社)


写真1:「御座石」に立つ「御座石神社」の鳥居


写真2:「御座石神社」


写真3:社殿脇にある「たつ子姫」像


写真4:「御座石」の端にある「雨乞石」と「七種木」


写真5:同上


写真6:同上


写真7:「雨乞石」のアップ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大蔵神社(三湖物語・その6) | トップ | 鏡石(秋田県仙北市)(三湖... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

神社」カテゴリの最新記事