夏休みに入ってすぐ、課外授業、キャンプがありました。
以前にも書きましたが、私は休まずに参加しました。
課外活動は男子と女子でグループが分かれていたので、そう心配していませんでした。
が、不安が無かったかと言うと、それは確かに私の心の隅にありました。
しかし、キャンプ場は男女ですっかり分かれた自炊やテント生活でした。
実際に男女一緒なのはキャンプファイヤー程度でしたから、特に問題はありませんでした。
私を囃子立てる声や、意地悪な男子の姿を全く見ませんでしたから、
案外向こうが欠席していたのかもしれません。
その後、父にしても何かしら中学校へ訴えかけてくれたたようです。
2学期に入ると、担任の先生からホームルームで一言ありました。
他にも、多分、学年主任の先生でしょう、授業中に私の事らしい注意の話をされる先生がおられました。
試験結果や、その他学校行事などでも、折に触れて私は取り成していただけ、
クローズアップしていただいたので、自然クラスでもそれなりに優秀だという認識が定着して行きました。
秋も深まる頃には、私の存在はクラスに溶け込んで行きました。
秋と言えば学校祭、中学で初めての学校祭です。小学校時代も学校祭は大好きでしたが、
進級して下級生となった私(達)にとって、どんな学校祭になるのだろうと興味津々でした。
校内を見回ると、かなり育った3年生、まだそれなりに新しさの残る2年生、大きめの制服に幼さの香る同級生
と、私には和やかに過ぎた学芸会、展覧会、バザーでした。
学校行事といえば、春には運動会がありました。運動会にもバザーがあり、嬉しく食堂通いをしたものです。
校庭ではアイスクリームやお菓子なども販売され、
小学校とは違う、食べ盛りの生徒に合わせた雰囲気に嬉しい驚きを感じたものです。
私は食べる事が大好きな女の子だったので、この点では中学校が幸せな学校に思えたものです。
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