近年思う事です。
お餅を食べながら、これは美味しいと感じるお餅があって、最近のお餅は美味しくなったと思っていたのですが、
今年別のお餅を買うと、さながら昔ながらの味わいでした。
それで、この2種類のお餅を比べてみました。
1つはもっちりとしてふっくら感のあるお餅。一方はさっぱり感があり、もちっとはしているものの水っぽさを感じるお餅。
好みの問題なのでしょうが、前者の方が好きな私です。
後者は、よく言えば都会的、前者は古風な和調です。スレンダーと馥郁な乙女、管楽器と弦楽器、オルガンとパイプオルガン
…例えが悪いのかもしれませんが、同じ種類のものでもこの違い、と思うのです。
何でも名前を出すと店先から無くなってしまうのが世の常というものでしょうか。
この事も近年思い知りました。買えなくなって困っています。
まだ暫く味わいたいこのお餅、この話は友人知人には決してしません。
そう、お正月の時期にだけ、一人楽しみに買ってきて味わう、そんな楽しみを満喫しているここ数年です。
付け回さないでね