街を走っているとあちこちにサルスベリが
赤い花を咲かせています。
いよいよサルスベリの季節がやってきました
猛暑日が続く毎日、お気をつけてお過ごしください。
白いサルスベリ、いつも出遅れるので
今年は一番先に行ってみました。
百花園近くの法泉寺、
ここは見やすい場所に咲いてくれるので毎年行くところ。
ちょっと早かったけど咲き始めていました、
赤い花はどこでも見られるので先に白い花を。
ここのご住職夫妻はとても優しく姿を見かけると
「冷たい飲み物を準備していますのでどうぞご自由に」と
声をかけてくれます。
そんなお寺のサルスベリ、
今年もきれいに咲いてくれたようです。
赤いサルスベリはちょっと遅れて、
やっと咲きだしたところ、まだ数輪?です。
山門の上に被さるように咲くのでこれも見もの、
満開になったころまた行ってみようかな。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 7月21日 向島・法泉寺
五番町夕霧楼
毎年サルスベリを見ると思い出す映画、「五番町夕霧楼」。
佐久間良子主演の古~い映画だけど未だに脳裏に蘇ります。
貧しさ故に自分の身体を売る夕子と孤独な修行僧の正順による悲恋物語。
売春防止法が施行される前であり、吃音症に対する差別や偏見があった時代。
そのような中で幼馴染の夕子と正順の純真な触れ合いに心動かされる。
丹後の寒村の木樵の娘・夕子は、貧しい父、肺病の母と3人の妹のために
京都西陣の花街・五番町夕霧楼に自ら売られて遊女となる。
夕子には同郷の幼友達であり、恋人である青年僧の正順がいたが
信徒の浄財で豪遊する寺の高僧たちの姿を見て、正順は修行に幻滅していた。
ある日、修行する寺の住職と衝突した正順は幻滅と怒りから寺に放火し、
逮捕されたのち留置場で自殺する。
新聞で事件を知った夕子はひとり故郷の村へ戻り、
昔よく正順と逢っていた想い出の百日紅の下で正順を追って自ら生命を絶った。
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