東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

吉田松陰も眠る南千住・回向院

2015-03-14 | 散歩
 南千住の回向院はこの地にあった刑場での死者を供養するため作られました、
 吉田松陰を始め安政の大獄にかかわり刑死した橋本佐内などたくさんの人たちが眠っています。
 のちに常磐線開通に伴い分割された場所が延命寺となりました。
 円通寺と共に通勤路になるので寄ってみました。


              

              吉田松陰の墓。
              実際には空墓だけど一緒に刑死した人たちと共に
              ここに供養されているものと思う。




 

 私が書くより説明板で。




 

 ここの墓所は左右に分けられており左は一般の墓、右に観光客のために有名人の墓と分けられている。
 正面が吉田松陰、左右にずらりと並ぶは井伊大老を襲撃した人たちの墓
 さらに右奥に橋本佐内、右手前には有名人?の墓が並ぶ。
 バックの建物は簡易宿泊所、そうここは山谷にも近い場所だ。




 

 またここは杉田玄白らによって「解体新書」が表された場所、
 記念のレリーフがある。




              

              有名人としては「鼠小僧」、他の場所にも墓があるけどここにも、
              ”俗名”として鼠小僧は面白い。




              

              ”毒婦”高橋お伝の墓。
              斬首刑を執行された最後の女性とされる。




              

              腕の喜三郎、江戸時代の侠客。
              嫌われ者の侠客と喧嘩、勝つには勝ったが片腕を深く傷つけられ
              めんどくさいからと子分に切り落とさせた。
              人々は驚嘆しそれ以降「腕の喜三郎」と名を馳せた。




              

              ここにも吉展地蔵尊がある、円通寺で遺体発見ののち
              ここ回向院に葬られた。




 

 すぐ近くの延命寺、小塚原刑場跡。
 元は回向院だったが常磐線が出来たため分割され別の名前となった、
 大きな首切地蔵が目を引く。
 刑場跡に延命寺とは皮肉と言えば皮肉だな。




 

 この首切地蔵も先の東日本大震災で体が大きくずれた
 当時の写真が展示されている。
 まあ胴体でよかった、首でも落ちたらシャレにもならない、、、。



 浅草散歩がいつの間にかおどろおどろしい散歩になってしまった、
 この辺りは自転車での通勤路に当たるのでつい足を突っ込んでしまった。
 近いうちに最後の一回をやって春らしい話題に戻ろう、
 ここら辺は吉原に近くまた山谷にも近い江戸の外れ、どうしても暗い話題が多くなる。
 




              
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2 コメント

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Unknown (くぅ)
2015-03-15 11:34:08
どうか安らかに・・・

後生のものが勝手にドラマにして、
どう思ってるかしらね。
ちゃうちゃう!とか?(笑)
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くぅさん (jugemu)
2015-03-15 17:22:25
破廉恥犯じゃなく政治犯ですから
死んでも死にきれんというところでしょうね。
幕末の激動期にはこうして死ななくてもいい人たちが
たくさん命を落としたことと思います、
私はこの時代のことはどうも疎いのですが
これを機に少し勉強してみようかな?。
いつまでも信長一辺倒では芸が無さすぎる、、、。
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