東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

派手な花、地味な花、百花園

2024-04-02 | 季節の花

  百花園にもいろいろな花が咲いてきました、
  花と言えば派手な花がまず目に入るけど
  中には地味~な花も咲いています。
  まだサクラが咲く前の百花園です。

 

   シャガ(射干)が咲き出しました、アヤメ科の花です。
   タネは出来ません、広がりは人為的に。国内のすべてが同一の遺伝子を持ちます。

 

 

   ウグイスカグラ(鶯神楽)。
   名前の由来は、小枝が細かくその中を飛ぶウグイスが神楽を舞っているようだと。

 

 

   ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)、ウグイスカグラの変種らしい。
   細かく見れば違いがあるけど見た目ほとんど分からない。

 

 

   ミツバアケビ、大きな花が雌花で小さく集まっているのが雄花。
   雌花の中には将来アケビになるメシベが見える。

 

 

   ミツガシワ(三槲)、池の中で咲いているけど池の水はご覧のような色で、、、。
   これだけが咲いていたのでフライングかな、氷期の生き残り(残存植物)と考えられている。

 

 

   キランソウ(金瘡小草)、今年も咲いてきました。
   別名を「地獄の釜の蓋」、地面にびっしりと張り付いて咲く姿がそう思わせたのでしょう。

 

 

   タマノカンアオイ(多摩の寒葵)、東京の多摩丘陵で発見されたもの。

 

 

   地面に半分潜るような形で咲いています。
   日本固有種で絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

   ブラタモリ・奄美大島の回で寒葵を見ました。
   花がこうして地面に埋もれているのはアリなどにタネを運んで貰うため、
   またそのタネがここまで大きくなるには100年という時間が必要と。

 

 

   ボケがなかなか咲きそろってくれません、
   もう散り始めた株もあるし一斉にとはいかないのかな。

 

 

   ゲンペイモモ(源平桃)が一輪だけ、
   枝ごとに花ごとに、また花自体も紅白に咲き分ける。
   まだ一輪だけだったけど
   これから一斉に咲き進むことでしょう。

 

          data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影   3月 27日   向島百花園

          

コメント (3)
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