お正月の縁起物、赤い実をつけた
一両から万両までが揃いました。
前から目をつけていて撮りためたもの
時期が多少ズレたものの「おめでたい」。
一両。
アリドオシ(蟻通し)アカネ科、別名を一両とも。
地方によってはセンリョウ(千両)、マンリョウ(万両)とともに植え、
「千両万両有り通し」と称して正月の縁起物とするらしい。
十両。
ヤブコウジ(藪柑子)、ヤブコウジ科。
万葉集にも山橘(ヤマタチバナ)の名で詠まれたヤブコウジは、
古くから日本人に愛されてきた植物です。
百両。
カラタチバナ(唐橘)、ヤブコウジ科。
赤い実が多いけど今回は白い実で、
別名は「百両金」。江戸時代に斑の入った変わり物の栽培が大流行し、
百両単位という高値で取り引きされたことから。
千両。
センリョウ(千両)、センリョウ科。別名:クササンゴとも。
赤い実が美しいので正月の縁起物として古くから生け花に利用されています。
万両。
マンリョウ(万両)、ヤブコウジ科
別名:ヤブタチバナ(藪橘)
「万両」という、いかにも たくさんのお金をほうふつとさせる名前で、
正月用の縁起木として親しまれています。
日本では江戸時代から栽培されており、たくさんの園芸品種がありますね。
さあ、新しい年もしっかり稼ぎましょう
千両万両稼ぎましょう。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 12月 日 向島百花園