東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

京町公園 Who are you?

2019-08-29 | 散歩
  このごろはいろいろな自治体でもTwitterを使っている、
  台東区公園課のTwitterで"京町公園"を紹介していた。
  京町公園?それってどこ?探してみたらすぐ近く
  信号がなければ5分で行ける、これは行かなくてはならないっしょ。


  

     やってきました京町公園、
     やってきたといっても歩いて10分もかからないすぐそこ
     こんな公園があるとは全く知らなかった。




  

     Twitterにはこのフクロウの写真が紹介してあったので
     何か他にも面白いものありそうと訪れてみたわけです。




  

     隣の角にも一羽のフクロウこっちは目を閉じています、
     昼間は寝ているのかな。




          

          面白いものがありました「動力龍吐水格納庫」、
          これは何ぞや、可搬式動力ポンプなのでしょうか。
          下の方には「吉原六ヶ町会」とあります、
          おっと紹介していませんでしたここは吉原の街の中の公園です。




  

     吉原のことは後回しにして遊具を見て行きましょう、
     小さな公園に遊具がいっぱい。
     これは乗ってグルグル回すヤツですね、目が回る。




  

     ジャングルジムと滑り台が一緒になっています、
     こんなのは今まで見たことないぞ。




  

     パンダとラッコかな、そしてコーヒーカップ
     みんな小さいお子ちゃまの喜びそうな乗り物です。




  

     そしてブランコは普通の板とイスになっているタイプ
     小さな子供に配慮したのかな。




  

     ここ京町公園は吉原の「京町通り」に面した公園、
     京都から出てきた人たちが営んでいた遊郭が並んでいたところ。
     間口が狭く奥行きが長いのは遊郭の区割りの跡です、
     この公園のスペースで一軒の遊郭だったようですね。




  

     公園を抜けると一本の細い道が続いています、
     吉原全体を囲んでいた堀の跡かなと思います。
     お歯黒ドブとか羅生門河岸とか呼ばれていた
     遊女が逃げ出すのを防いていた堀の跡でしょう。

     背中の方には「花園通り」がある、
     今立っているこの通りと直角に交わっていてかつての堀の跡だ。
     こちらの堀のあたりは最下層の遊郭で二畳くらいの広さの部屋で
     遊女たちが入れ替わり客を連れ込む。

     客引きがまたすごい、歩いている人たちの腕をつかんで引きずり込む。
     あそこの辺を歩くと腕を引きちぎられそうだ、
     かつて京の羅生門で鬼の腕を切り落とした渡辺の綱の故事にちなんで
     このあたりは羅生門河岸と呼ばれた。

     怖いから早く帰ろう、
     帰りは吉原神社、花園公園、吉原弁天など通って
     いつも通っている通勤路を帰ります。
     通勤路のちょっと向こうにあった京町公園でした。

          data: EOS70D/EF17-40mm 1:4。 撮影 8月24日 台東区・京町公園
          
コメント (2)
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