東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

素戔嗚(スサノオ)神社

2016-03-04 | 風景
  素戔嗚神社の祭神は素盞雄大神(スサノオオオカミ)と飛鳥大神(アスカオオカミ)、
  スサノオは天照大神の弟と言われていますね。
  またここは芭蕉が奥の細道へと旅立った場所に近く
  それらに関する資料など数多くあります。


  

     拝殿、祭神となっているは素戔嗚尊。
     高天原ではアナーキーな乱暴者、しかし高天原を追い出され地上にやってきてからは、
     ヤマタノオロチを倒した英雄と多重人格なヒーローです。




  

     境内には「祈願」と書いた小さな幟がいっぱい、家内安全とか祈願するのかな。




  

     子育てイチョウ。
     その皮を煎じて飲み、根元に米のとぎ汁を播いて母乳の出を祈願した。
     絵馬は乳児を抱いた母の姿が今にも伝わる。




              

              この神社のすぐ北は芭蕉が東北へ向けて旅立った所。

              千寿といふ所より船をあがれば 前途三千里のおもひ胸にふさがりて
              幻のちまたに離別のなみだをそそぐ「行く春や鳥啼き魚の目は泪」。

              俳聖「芭蕉」を偲び、江戸随一の儒学者で書家としても高名な亀田鵬斎の銘文です。




  

     隅田川と千住大橋を模したジオラマ。
     芭蕉は深川の芭蕉庵から隅田川を遡りここから奥の細道へ。




  

     千住大橋の北詰にある公園、「おくのほそ道」の行程図や「矢立初めの碑」が建つ。

     千住大橋は隅田川に初めて架けられた橋、
     向こう側が江戸市中、ここに立った芭蕉の胸中は・・・。

     素戔嗚神社では3月下旬、今年は27日に全国俳句大会が開かれます、
     芭蕉を思い起こすイベントで子供たちから大人まで
     全国から秀作が集まることでしょう。
                                                           3月2日 南千住・素戔嗚神社
         

コメント (2)
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