東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

コブシとキブシ、全く違う花

2016-03-25 | 季節の花
  漢字で書かれると絶対に読めない「キブシ(木五倍子)」です、
  まあ、コブシだって「辛夷」だからこれも読めない部類ですけどね。
  キブシは北海道~九州に分布、日本固有種で
  さらに世界的にみてもとても珍しい木、ということです。


  

     面白い花、小さな花が房状に垂れ下がっている。
     キブシ科キブシ属に属する雌雄異株の落葉低木です。




  

     ちょっと見ると美味しそう、実は食べられる
     若い花はおひたし、てんぷらで、お味はどうだろ?。




  

     雌雄異株、雄花は雄しべが8本ある。
     雌花は花穂が短く、雄しべは退化している。




  

     なに食べられるとな、
     ま、ボクは大抵のものは食べちゃうけどね。


     明治時代以前の既婚婦人は葉を黒く染める風習がありました、
     お歯黒は材料に「フシ(五倍子)」を混ぜたもので、筆などで歯に塗ったものです。
     そのフシの代わりの染料になる木というのでキブシ(木五倍子)となったとか。

     俳句では「木五倍子の花」が春の季語とされています。
                                                                    3月12日 向島百花園
              


     サクラ咲く

  

     足立区・都市農業公園でもソメイヨシノが咲いてきました、
     今日は冷たい風が強かったけどあっちに数輪、こっちに枝一本。

     いまテレビのニュースを見ながら書いているんだけど、
     チラホラ咲き出したサクラの下お花見の皆さん凄いですね。

     上野公園、千鳥ヶ淵、一般公開された皇居・乾通り、、、
     満開になったらどうなるんだろ、考えるだに恐ろしい。

     文字通り花より団子、
     上野公園などではもう宴会で盛り上がっています。
     これから一週間、東京ではお花見狂想曲が繰り広げられることでしょうね。

コメント (2)
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