23日は二の午の日、職場から数分の千束(せんぞく)稲荷へ寄ってみました、
江戸の昔には街に多いものとして「伊勢屋、稲荷に犬のクソ」との戯れ句もあったほど。
犬の〇〇は見なくなったけどお稲荷さんは今でも街角、路地裏、さらにはビルの屋上と
東京の街なかどこででも見られます。
樋口一葉ゆかりの神社として有名。
一生で12回も転居した一葉はこの近くで約一年間過ごし
名作・たけくらべはこの地での体験から生まれました。
境内にある一葉の胸像。
「明日は鎮守なる千束神社の大祭なり 今歳は殊ににぎわしく
山車なども引出るとて人々さわぐ 樋口 夏」・・・と。
ここから自転車で2,3分、「一葉記念館」があります。
明治26年この辺りで雑貨・駄菓子店を営み
すぐ近くの吉原へもよく”見学”に行ったようです。
一葉記念館の前にある広場のある碑。
同じ広場にある一葉の旧友・佐々木信綱の碑文による
「一葉女史たけくらべ記念碑」。
元々記念館があった場所は少し位置を変えている。
二千円札が発行されたころ前にあった場所に行ったら
「二千円札煎餅」なるものを売っていた、
もちろん買ってきてみんなで笑いながら食べた記憶が甦ってきた。