
左から D CLASSICS 社、EMI、Warner のバルビローリのジャケ。
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保有 CD は D CLASSICS 社発売で、解説書なしです。 これもライセンスを取得したものでしょう。 この手のライセンスものは単発発売らしく、追加生産はなく、一度発売してそれっきりになるようです。
私は中央の LP 盤シリーズのデザインがよくできていたと思います。 右は EMI の (ビートルズを除く) 全ての音源を買い取ったワーナー社の新しいジャケですが、これも …

左から CD 箱、LP 箱、BPO との1番 のベームのジャケ。
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保有 CD は左と、右の CD です。 BPO との1番は59年録音ですが、まだ壮年らしいベームのシャキッとした指揮、VPO との全集は好々爺となったベームの指揮という印象がします。 他 ベームには BPO とのモノーラル盤の2番がありますが未聴です。

左から 全4曲、3番、4番のレヴァインのジャケ。
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保有 CD は左の全集です。 余白に「アルト・ラプソディ、悲劇的序曲」がはいっています。 2~3番の単発 CD には有名なミュシャの女性のデザイン画を使い、全集表紙では2番のジャケをそのまま採用したと記憶しています。
この録音が最もいい音質です。 私が不思議に思ったのは夫々の時間ですが、番号順に 44分 43分 39分 37分と、普通40分を超える4番が最も短く、3番よりも短いのです。
楽譜を当たったわけでもないので、反復を省略・繰り返しているのかどうかは判りません。 普通の演奏に聴こえます。 反復・繰り返しは指揮者の好みになるので、それに言及するとキリがありません。「悲劇的序曲」以外はライヴ録音です。
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他 VPO はケルテス (60年代)、バーンスタイン (70年代)、ジュリーニ (80年代) との全集がありますが未入手・未聴です。 カラヤンとは60年前後に1番・3番を録音しています (その少し前フィルハーモニア管と2番・4番を録音しているので、合わせるとカラヤンによるステレオ初のブラームス全集ともいえます)。
それで なぜ多くの指揮者が VPO とのブラームスの交響曲を録音したがるかというと、後半生をウィーンで暮らしたブラームスの体臭のようなものが VPO に染み付いていて、その伝統美を多くの指揮者が好むのではないかと想像します。
小沢は VPO との演奏会では取り上げましたが、CD に残せなかったのは残念です。
今日はここまでです。