
左は “From Russia With Love” から。 中央は “サンダーボール作戦”。 右は作曲家のジョン・バリー。
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最近 思いついて、YouTube に投稿されている映画 007 ものシリーズからテーマ音楽を集めました。 といっても、ダウンロードして MP3 形式にするソフトウェアを使っていますから、極上の音ではありません (どちらかというと AM ラジオ放送の音に近いかも)。 また集めた映画の年代が古く、元々の収録そのものが古いので その辺りは致し方ありませんが。
………………………………………………
結局 私が気に入ったのは、
1) James Bond 007 Movie Theme Music ドクター・ノオ主題曲
2) From Russia With Love ロシアより愛をこめて ~歌 (Matt Monro 歌) とタイトル版
3) Goldfinger ゴールドフィンガー (Shirley Bassey 歌)
4) Thunderball サンダーボール作戦 (Tom Jones 歌)
5) On Her Majesty‘s Secret Service 女王陛下の007
6) Diamonds Are Forever ダイヤモンドは永遠に (Bassey 歌)
7) For Your Eyes Only ユア・アイズ・オンリー (Sheena Easton 歌)
の7つから8曲 (20分ほど) でした。 よくよく見ると、69年公開6作目の主演がジョージ・レーゼンビー George Lazenby、81年公開7作目の主演がロジャー・ムーア Roger Moore の他、それ以前の62~65年公開ものも含め ショーン・コネリー Sean Connery ばかりです。
多くの作曲はジョン・バリー John Barry が手がけています。『ドクター・ノオ Dr. No』の作曲はモンティ・ノーマン Monty Norman でしたが、バリーが編曲しています。『ロシアより愛をこめて』の主題歌はライオネル・バート Lionel Bart 作曲、バリーはスコアと編曲、指揮を担当。『ゴールドフィンガー』『サンダーボール作戦』『女王陛下の 007』『ダイヤモンドは永遠に』はバリーが担当。『ユア・アイズ・オンリー』はビル・コンティ Bill Conti が作曲です。 これらの作曲家は殆ど物故しています。
結局 気に入っている曲は、殆どが映画館に行って見ていた当時の映画で、77年公開『私を愛したスパイ』を最後に、もうわざわざ映画館に足を運ばなくなりました。 中高校生の頃の公開ものが私にとって、わくわくさせてくれる映画でした。 今 007 シリーズものは、その他多くのスパイ映画の中の1つという位置づけですね。 多くの人もそう思っていると想像します。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
1970年代初期以降の作品は、フレミングの小説から題名のみを借りたシナリオライターによるオリジナルストーリーで、原作とほとんど無関係となっている。 その内容は、派手な設定とグラマラスな美女、大物俳優のゲスト出演をセットとした、エンターテインメントの王道ともいうべきもので、設定は全般にマンネリズムの傾向が強い (ウィキから)。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
音楽は、2~3作目の『ロシアより愛をこめて』『ゴールドフィンガー』がよく出来ていて、特にシャーリー・バッシーの歌が映画にぴったりですね。 モンローの歌うバラード調の『ロシアより愛をこめて』もいいのですが、そんな柔らかめよりは、シャキッとした感じのバッシーの歌が印象的でマッチしています。
私のボンド映画のイメージはショーン・コネリーそのもので、それ以降の俳優は 当然ですがコネリーとは違うイメージの人ばかりですね。 コネリーは普段 にやけた表情で、調子がよく、こうも何でもうまく行くことはないだろうと思って見ていても、自分では出来ないことを次々とやってしまうので、痛快です。
勿論 それがシナリオなのですが __ ヒロインは当然 美女で、その他 端役出演女優も美女揃いなんですが、どうしてもアクション映画ですから “花を添える” 役柄ばかりです。 もっとも女優がヒーローを助けるようでは、007 映画にならないでしょう。
最近の 007 映画はテレビでも見ないので (テレビがないので)、さっぱり傾向が分かりませんが、もうこのスタイルで何十年も続けていくのは無理なのではないかと想像します。 逆にいうと、これまで半世紀も同じスタイルで持ってきた事自体が驚異的でもありますが。
………………………………………………
色々とネットデータを調べていて、歴代ボンド役のレーゼンビーの近況写真にぶつかり、これを見ると、劣化度が激しく とても これがモデルまでやっていたカッコイイ俳優だったのかと思うくらいのしわくちゃのお爺さんになってしまっています (どこかの時点で “玉手箱” をうっかり開けて煙を浴びてしまったのでしょうか?)。
ショーン・コネリーは頭が薄くなりましたが、往年の精悍な顔つきは残っていますね。 皆 それぞれ個人差はありますけど、レーゼンビーは変わり過ぎです。
『ロシアより愛をこめて』のヒロイン ダニエラ・ビアンキ (冒頭写真) も、もうお婆ちゃんですね。 映画も殆どこれっきりで、忘れられていますから、ネットに写真もないでしょう。 007 シリーズのヒロインは、容姿だけで選ばれていますから、演技力は問われず、それっきりの人になるのは避けられませんが、それでもいいから有名映画シリーズに出たいという人はわんさかいるのでしょうね。
以上
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最近 思いついて、YouTube に投稿されている映画 007 ものシリーズからテーマ音楽を集めました。 といっても、ダウンロードして MP3 形式にするソフトウェアを使っていますから、極上の音ではありません (どちらかというと AM ラジオ放送の音に近いかも)。 また集めた映画の年代が古く、元々の収録そのものが古いので その辺りは致し方ありませんが。
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結局 私が気に入ったのは、
1) James Bond 007 Movie Theme Music ドクター・ノオ主題曲
2) From Russia With Love ロシアより愛をこめて ~歌 (Matt Monro 歌) とタイトル版
3) Goldfinger ゴールドフィンガー (Shirley Bassey 歌)
4) Thunderball サンダーボール作戦 (Tom Jones 歌)
5) On Her Majesty‘s Secret Service 女王陛下の007
6) Diamonds Are Forever ダイヤモンドは永遠に (Bassey 歌)
7) For Your Eyes Only ユア・アイズ・オンリー (Sheena Easton 歌)
の7つから8曲 (20分ほど) でした。 よくよく見ると、69年公開6作目の主演がジョージ・レーゼンビー George Lazenby、81年公開7作目の主演がロジャー・ムーア Roger Moore の他、それ以前の62~65年公開ものも含め ショーン・コネリー Sean Connery ばかりです。
多くの作曲はジョン・バリー John Barry が手がけています。『ドクター・ノオ Dr. No』の作曲はモンティ・ノーマン Monty Norman でしたが、バリーが編曲しています。『ロシアより愛をこめて』の主題歌はライオネル・バート Lionel Bart 作曲、バリーはスコアと編曲、指揮を担当。『ゴールドフィンガー』『サンダーボール作戦』『女王陛下の 007』『ダイヤモンドは永遠に』はバリーが担当。『ユア・アイズ・オンリー』はビル・コンティ Bill Conti が作曲です。 これらの作曲家は殆ど物故しています。
結局 気に入っている曲は、殆どが映画館に行って見ていた当時の映画で、77年公開『私を愛したスパイ』を最後に、もうわざわざ映画館に足を運ばなくなりました。 中高校生の頃の公開ものが私にとって、わくわくさせてくれる映画でした。 今 007 シリーズものは、その他多くのスパイ映画の中の1つという位置づけですね。 多くの人もそう思っていると想像します。
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1970年代初期以降の作品は、フレミングの小説から題名のみを借りたシナリオライターによるオリジナルストーリーで、原作とほとんど無関係となっている。 その内容は、派手な設定とグラマラスな美女、大物俳優のゲスト出演をセットとした、エンターテインメントの王道ともいうべきもので、設定は全般にマンネリズムの傾向が強い (ウィキから)。
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音楽は、2~3作目の『ロシアより愛をこめて』『ゴールドフィンガー』がよく出来ていて、特にシャーリー・バッシーの歌が映画にぴったりですね。 モンローの歌うバラード調の『ロシアより愛をこめて』もいいのですが、そんな柔らかめよりは、シャキッとした感じのバッシーの歌が印象的でマッチしています。
私のボンド映画のイメージはショーン・コネリーそのもので、それ以降の俳優は 当然ですがコネリーとは違うイメージの人ばかりですね。 コネリーは普段 にやけた表情で、調子がよく、こうも何でもうまく行くことはないだろうと思って見ていても、自分では出来ないことを次々とやってしまうので、痛快です。
勿論 それがシナリオなのですが __ ヒロインは当然 美女で、その他 端役出演女優も美女揃いなんですが、どうしてもアクション映画ですから “花を添える” 役柄ばかりです。 もっとも女優がヒーローを助けるようでは、007 映画にならないでしょう。
最近の 007 映画はテレビでも見ないので (テレビがないので)、さっぱり傾向が分かりませんが、もうこのスタイルで何十年も続けていくのは無理なのではないかと想像します。 逆にいうと、これまで半世紀も同じスタイルで持ってきた事自体が驚異的でもありますが。
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色々とネットデータを調べていて、歴代ボンド役のレーゼンビーの近況写真にぶつかり、これを見ると、劣化度が激しく とても これがモデルまでやっていたカッコイイ俳優だったのかと思うくらいのしわくちゃのお爺さんになってしまっています (どこかの時点で “玉手箱” をうっかり開けて煙を浴びてしまったのでしょうか?)。
ショーン・コネリーは頭が薄くなりましたが、往年の精悍な顔つきは残っていますね。 皆 それぞれ個人差はありますけど、レーゼンビーは変わり過ぎです。
『ロシアより愛をこめて』のヒロイン ダニエラ・ビアンキ (冒頭写真) も、もうお婆ちゃんですね。 映画も殆どこれっきりで、忘れられていますから、ネットに写真もないでしょう。 007 シリーズのヒロインは、容姿だけで選ばれていますから、演技力は問われず、それっきりの人になるのは避けられませんが、それでもいいから有名映画シリーズに出たいという人はわんさかいるのでしょうね。
以上