シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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映画では成功したが、夫選びでは …

2022年08月10日 | シネマ何だかんだ
左から「ローマの休日」(着色画?)、「戦争と平和」からのシーン、2人目の夫アンドレア・ドッティ (『映画界を沈黙させたオードリー・ヘプバーンの夫の正体 2022/08/01  https://www.youtube.com/watch?v=h1XLLx0VyWo』 から)。
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今月 投稿されたオードリー・ヘプバーンの生涯をなぞった映像を見て、彼女は映画で成功したが、夫には恵まれなかった人だなぁという感想を抱きました。
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ウィキから __『ローマの休日』(Roman Holiday) は、1953年に公開された米映画。 主演はグレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーン。 ウィリアム・ワイラーが製作・監督した。 製作費 $1.5M、世界興行収入 $12M。
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『ローマの休日』公開当時、マリリン・モンローやエリザベス・テイラーなどのセクシー女優が人気だったが、そうではない細身のヘプバーンが王女役にふさわしい新鮮な演技で観客を魅了したとあるのには納得させられます。 彼女には大きく胸の空いた服は、確かに似合わなかったでしょう。

最初の夫の米俳優 メル・ファーラーとは1954~68年、2人目の夫の精神科医 アンドレア・ドッティとは1969~82年のそれぞれ14年、13年の結婚期間でした。 どちらの夫も浮気し、それで離婚しています。

ファーラーはこれといった作品名が出てこないほどの俳優で、ヘプバーンを主演に自身が監督した米映画「緑の館」では評価が悪く、興行的にも失敗しています。

2人の夫に比べて 圧倒的にヘプバーンの知名度が高いのですから、有名女優とそうでない俳優・他の夫は有名女優のマネージャーをすれば良かったのではないかと思います。 俳優業では妻の名声を超える事ができないのですから、同じ土俵で張り合っても到底 妻以上の評判を得られません。

なお 日本の芸能事務所での “マネージャー” というのは “専属の雑用係” の事で、実際 管理 (マネージ) ではないと思います。 管理業務とは、どの作品に出演させ、どの共演俳優や監督を選び、出演料を決め、作品以外ではどのように発言するか、どのように立ち居振る舞いするか、どのようなイメージを維持するか、徹底的に俳優・タレントの価値を管理をする事だと想像します。

でも そうした管理ができない夫は、有名女優の妻に嫉妬し、浮気に慰みを見出しに行くケースが多いのかも知れません。 私の記憶では 日本でも美人タレントと結婚したお笑いタレントが2年ほどで離婚していますが、原因は夫の浮気ともいわれています (藤原紀香と陣内智則の例)。

出演作品選び・売り込みは所属事務所が、出演俳優探しは興行する側がしてくれますが、婿選びは当然ながら どの事務所もしません。 自分の眼力で選ばなくてはなりませんが、ヘプバーンの場合 それは成功しなかったのですね。
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あと 体重 40kg ほどで、初期作品から亡くなるまで細身の体型を維持していたともあり、これはこれで立派だと思います。

しかし 戦前オランダに居住した際、戦渦に巻き込まれ 食糧調達に苦労し、ゴミを漁っていたという話しと、癌で63歳の若さで亡くなったという話しを結びつけると 十代の発育盛りの時期に十分な栄養を取れなかった事が死期を早めたのではないかと推理します。

他に映画『マイ・フェア・レディ』も良かったですが、殆どの歌を吹き替えが採用されたそうです。 映画化前の舞台興行ではジュリー・アンドリュースが評判を取っていたのに、カメラテストを拒んだために主役の座がヘプバーンに流れたという経緯をウィキで読むと、アンドリュースにもちゃんとしたマネージャーが付いていたかどうかは不明ですが、どう対応すべきか 彼女の周囲の人は助言を与えなかったのかも知れません。

そうした意味で タレントの管理というのも大事なんですね。

今日はここまでです。

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