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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

一体テロによって何の解決になるのか?

2008年09月22日 | 事件事故の多い世
写真は、自爆テロの現場を調べる警官と、爆弾で開いた巨大な穴 (時事通信)。
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まるでいん石が落ちた穴か、月のクレーターのような穴が爆発の大きさを物語っています。

なかなか無くならない中央アジアのテロや誘拐。 これは、我々の住む世界とは違う感覚や常識のある別世界の出来事なのでしょうか?
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「ブッシュ米政権に打撃=パキスタンのホテル爆破テロ」(9月21日 時事通信 / ワシントン) _ パキスタンの首都イスラマバードで20日起きた米系高級ホテル爆破テロ事件は、パキスタンを対テロ戦争の同盟国と位置付けるブッシュ米政権に打撃を与えた。 今回のテロを契機に、対米関係のかじ取りと国民の反米感情の板挟みになっているパキスタン新指導部が、対米協力で慎重姿勢を取る可能性もあり、両国間の不協和音は一段と高まりそうだ。
 
犯行声明は出ていないが、国際テロ組織アルカイダなど イスラム過激派の仕業とみられ、「就任から日が浅いザルダリ大統領率いるパキスタン新政権に対し、(テロ組織が) 武装勢力掃討の対米追従をやめるよう警告を発した」(ワシントン・ポスト紙) と解釈されている。
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「パキスタン ホテル爆発後、床一面に血 … 重傷の従業員証言」(9月21日 毎日新聞 / ニューデリー) _ イスラマバードで20日起きた爆弾テロ事件は、外交官やパキスタンの有力政治家、実業家などが集う首都で随一の高級ホテルを狙い撃ちにした。 爆発地点から 30m ほどのロビーで爆発に遭い、重傷を負いながらも一命を取り留めたホテルの男性従業員 (28) は、毎日新聞の電話取材に事件の一部始終を語った (※追加1へ続く)。
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「パキスタンの爆弾テロ、死者は60人以上か」(9月21日 産経新聞 / バンコク) _ パキスタンの首都イスラマバード中心部の米系高級ホテル、マリオットホテルで20日夜に起きた爆弾テロで、ロイター通信によると53人が死亡、270人以上が負傷した。 爆弾を積んだ大型トラックがホテル前で爆発したという (※追加2へ続く)。
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「イスラマバードのホテルで自爆攻撃、40人以上死亡」(9月21日 ロイター / イスラマバード) _ パキスタンの首都イスラマバードにあるマリオット・ホテルで20日、トラックを使った自爆攻撃が発生し、少なくとも43人が死亡、250人近くが負傷した。 爆発によって火災が発生し、ホテルの建物は炎に包まれた (※追加3へ続く)。
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排除しても、摘発しても無くならないのは、どこかテロを摘発する側と、テロを続ける側との間に大きな隔たりがあり、その溝は限りなく深いと考えざるを得ません。
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テロリズム (Terror, Terrorism) とは、一般に恐怖心を引き起こすことにより、特定の政治的目的を達成しようとする組織的暴力行為、またはその手段を指す (ウィキペディア)。
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自爆テロを行う人間は、自分の命を捨てるのですから、自分や家族の将来を見捨てている、つまり希望を持っていない人間です。 これは、深刻な問題だと思います。 また、自爆テロを命じる人間も、人の命を何とも思っていない、卑劣極まるヒトデナシです。

なぜ、そのような人達が形成されるのかをよく考えてみる必要があります。 ただテロを摘発するだけでは、解決しないでしょう。 解決なくしては、排除しても排除しても、テロは消えないでしょう。

私が想像するには、権力者と非権力者との落差/闘争がすさまじく、一旦 権力者となると、警察を使って (欧米の常識を越えた) 人権をないがしろにした統制や圧迫 迫害が非権力者に対して延々と続いているのではないかと思います。

これに地域的、土俗的、歴史的、民族的背景が加わり、複雑怪奇な様相を呈して こんがらがった糸玉状態になって、ほどけない糸のようなものかも知れません。

しかし、時間さえかければ、糸もいつかはほぐれて、糸玉をなくすことが出来るでしょう。 人間はそこまで愚かではない筈です。 人間には英知があり、必ず解決できる人物が現れてくることを期待したいものです。 それは欧米の考えではないのかも知れません。 ブッダもガンジーも欧米思想から出てきた人ではなかったと思います。

以上


※追加1_ ホテル1階のロビーにある受付で書類整理をしていた時だった。 玄関の外で大きな爆発音が聞こえ、すぐに銃の乱射音が響いた。「テロだ」。とっさに見た腕時計は、午後8時前。 最初に正門前で爆発した乗用車に乗っていた男と、ホテル警備員との銃撃戦だった。

「テロリストが侵入してくる」。 そう思い、近くにいた宿泊客らに逃げるよう叫んだ。 携帯電話から警察に通報すると、警官は「危ないから外に出ないよう周知しろ」と警告。 その直後に、2回目の大きな爆発が起きた。

爆発の瞬間、体が数メートル後ろに吹き飛ばされた。 後頭部を強打し、どのくらい気を失ったか分からない。 意識が戻った時、建物内は電気が消え、あちこちから炎が上がり、立ち上がろうとしたら転んだ。 床一面の血で滑った。 体の一部を失った同僚が不自然な形で目の前に横たわっていた。

だれかに支えられて外に出た。 振り返ると、ホテルが炎に包まれるのが見えた。 爆発で破片が飛散したためだろうか、白い外壁は銃弾を受けたように穴だらけだった。 自分の上半身も血だらけであることに気づいた。

「自分が助かるだけで精いっぱいだった。 (宿泊客の救助など) 何もできなかった」。 男性はそう言い、電話口ですすり泣いた。
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※追加2_ 犯行声明は出ていないが、国際テロ組織アルカーイダか、イスラム武装組織による自爆テロの可能性がある。 ザルダリ大統領は21日、国営テレビを通じ、テロ撲滅を誓う声明を発表した。

当時、ホテルの玄関付近は厳重な警備態勢が敷かれており、大型トラックはゲート前で制止された。 ホテルの所有者や目撃者がロイター通信に語った話によると、警備員とテロ犯との間で銃撃戦となり、テロ犯が爆発物に点火。 巨大な爆発が起きたという。

死者には駐パキスタンのチェコ大使ら外国人3人が含まれている。 地元メディアは死者は60人に達する見通しだと報じている。 現地の日本大使館は、日本人の死傷者を確認していない。

パキスタン内務省は、爆発は 500kg~1t の爆発物により引き起こされたとしており、ホテル前には巨大な穴ができた。 爆発は建物から 18m 離れた場所で起きたものの、ホテルでは破損したガス管に引火し、火災となった。 火は21日朝までにほぼ消し止められたが、5階建ての建物は倒壊の危険があるという。

現場のホテルは外国人の要人や旅行者の宿泊客が多い。 当時はラマダン (断食月) 中の土曜日の夜ということもあり、食事を楽しむ大勢の家族連れなどでにぎわい、政府や軍の要人も会食していた。
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※追加3_ 爆発が起きたのは、ザルダリ新大統領が上下両院の議員総会で初の施政方針演説を行った数時間後。ザルダリ大統領は昨年12月に暗殺された故ブット元首相の夫で、テロ根絶を訴えていた。
 
同ホテルは海外からの宿泊客や外交関係者、裕福なパキスタン人に多く利用されており、厳しい警備が敷かれていた。 警察当局によると、内部にはまだ取り残された人がいるという。
 
警察当局の責任者は「爆発物を搭載した車がマリオットの入り口に激突し、これまで40人の遺体を運び出したが、その数はさらに大幅に増える可能性がある」と述べた。
 
今回の自爆攻撃はイスラマバードで起きたものとしては過去最大級で、ホテルの警備フェンス前の道路には深さ約 6m の穴が出来た。 同国内務省は 500kg 以上の爆発物が使われた可能性があるとしている。

以上

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