ヤッセンボの七目八目 (By 鈴木ジョージ)

情報・通信の世界に半世紀以上います。擬科学の横行には??です。世情の動きにも切歯扼腕することがあります。

戌年です 戌が”犬”になったのは江戸時代とか! その声は各国で違います!

2018-01-05 16:43:05 | 音・音声・言語
5日、TBSの朝の番組・林修先生の「ことば検定」は、戌年を扱っていた。12支は、農作物の生育を表す語だった。江戸時代に、動物に置き換えられ、戊が犬になった。知らなかった。

過去の日本では、犬の声をどう表わしたか?3択の質問は、①びよびよ、②ばうばう、③ねうねう、である。

正解は、“びよびよ”だった(狂言記の記述による)。江戸時代後期に、“ワンワン”になったらしい。

動物の声や自然音、動作音を表現する「オノマトペ」を、調べたことがある。犬の声も、各言語で異なる。代表的なものを表にする。

日本でも、方言で違うかもしれない。戦後、鹿児島の鹿屋に住んだが、犬の声はワンワンではなく、“ごっ、ごっ”だった。

各言語の犬のオノマトペで、どれが音響的特徴を表しているか、分析した。スペクトログラムを示すが、私の声と、代表的な犬の鳴き声である。、“ごっ”の方が、少し似ている?

結論は、似た特徴を表す言語はない!である。オノマトペには、文化、社会、歴史的背景がある。また、どのような声(遠吠え、甘え・・)を取り上げるかで違ってしまうようだ。


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