昨22日朝、TBSで「最近、東京の女子中・高生のあいだでは、自分のことを/ワイ/とよぶようだ」と報じた。街ゆく彼女らにインタービューして、用例を確認した。
この言葉がどこから来たか?関西以西や青森で使われるとか。特に、青森では常用されているとのことで、八戸などでインタービューして確認した。方言の先生は、「/我(ワレ)/から変化した方言と考えられる」。
ワイを聞いたとき、言葉としての違和感はないが、違う語感をもった。育った鹿児島では、ワイは「お前」の意味で、自分のことは/オイ/である。/オイドン/も使われる。
“ワイガトケ、クッデ(君のところへ行くから)”のようになる。/クル/は”行く”である。
方言による差は大きい。幕末、薩摩と松前・津軽の武士の間で話が通ぜず、筆談によったという話もわかる。
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