先日ある「細胞」の本を読みました
「 ヒトはどうして死ぬのか 」
田沼靖一著
特に共感したのは
「個」と「全」からの発想です
人間は、細胞と個体という二重の生命構造から成り立っています。
細胞を「個」とすれば人間の個体が「全」です。そして、「個」としての細胞が
自分自身の役割を果たし、自ら死んでいくことによって「全」としての人間は
生きていくことができる。
人間を「個」ととらえれば、「全」は地球ということになるでしょう。そして
人間はこの地球のなかでさまざまな役割を果たし、時がくればその個体を消滅させていきます。
地球という惑星を「個」とすれば宇宙を「全」と捉えることができます。
地球を含む太陽系の惑星はあと50億年で太陽が膨張して飲み込まれてしまうと
いわれています。
「全」であるところの宇宙もいずれは消滅していく運命にあります。
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2021年8月14日
発想の転換が必要ですね
笠原 道夫
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