「 桜一輪 花びら一枚 」
青空を 隠すように 咲き誇り
人々を 圧倒する 桜の群れは
待ち侘びた 春を 謳歌している
桜の下で 無理に 騒ぐ人々は
何を 忘れたいのでしょうか
何から 逃れたいのでしょうか
・・・・・
花の一輪が 舞い落ちてくる
その 一輪 一輪は
淋しげで 悲しげで 弱々しい
白い花びらが 風に舞い散る
その 一枚 一枚は
透けるように 薄く 軽い
その 花の 一輪を 手に取って
その 花びら 一枚を 指で挟んで
人々は 黙り込んでしまう・・・・・
2011年4月16日
笠原 道夫
桜を見て想う
青空を 隠すように 咲き誇り
人々を 圧倒する 桜の群れは
待ち侘びた 春を 謳歌している
桜の下で 無理に 騒ぐ人々は
何を 忘れたいのでしょうか
何から 逃れたいのでしょうか
・・・・・
花の一輪が 舞い落ちてくる
その 一輪 一輪は
淋しげで 悲しげで 弱々しい
白い花びらが 風に舞い散る
その 一枚 一枚は
透けるように 薄く 軽い
その 花の 一輪を 手に取って
その 花びら 一枚を 指で挟んで
人々は 黙り込んでしまう・・・・・
2011年4月16日
笠原 道夫
桜を見て想う
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