「 もう一つの時計 」

　「　もう一つの時計　」


もう一つの　時計を　持ってみませんか

あなたを　せかせる　時計ではなく

あなたに　寄り添う　時計なんです


ゆったり　やさしい　時の流れの中へ

いつのまにか　眠り込んで　夢の中で

ふんわり　ふんわり　浮かんで　漂う

・・・・・


今日は　明日のために　あるのではなく

今日は　今日のために　だけあるような

そんな　ふうな　

もう一つの　時計を　持ってみませんか

・・・・・


ロンドンから西へ１００ｋｍほどの
コッツウォルズの一情景です

2012年8月11日
笠原　道夫