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細目恭弘より。。。

イシカワヒロユキダンススタジオの「槇先生」よりバトンを頂きました。
「細目恭弘」です。

今回は私のシンガポール旅行(学生時)の話を書かせてもらいます。

私が大学4年生の時、シンガポールの試合に旅費、滞在費(ホテル)が用意され招待されたのです。
どういういきさつで私達が選ばれたかは今は記憶しておりません。。。

パートナーと相談し、試合の二日前にシンガポール入りしました。
ホテルに到着してビックリ!とても高級そうなホテルの最上階に我々の部屋が用意されていたのです【汗】

我々はセレブ気分で観光、買い物をしました。
しかしやっぱり学生、、、お金が、、、でも、欲しいものが安い。。。【汗】

なんと禁断の技!カードを限界まで使ってしまいました。(私はカードを持ってなかってのでパートナーの)
最後にもう一つ調子に乗りドリアンを購入しホテルに戻りました。

ホテルに戻りドリアンを食べようと袋を開けるとバキュームカーが通った後のような臭いが!!!
しかし勇気をもって食べると意外と旨かったのです(笑)そしてビールを飲んで寝ました。

翌日、試合当日の朝、起きようとすると怠くて気持ち悪くて起きれませんでした。
原因不明でしたが、このような好待遇を受けて欠場はマズいという気持ちが脳裏をよぎりました。

幸い試合は夜からだったため、
それまでホテルで休むことにしました。

いざ準備の時間が、、、全く症状は改善されていませんでした。
でも気合で試合会場に壁を支えに行き準決勝まで踊りました。

帰国の日、朝起きると昨日ほどの体調不良はなくすがすがしく6時に起きてしまいました。
まだ早いのでもうひと眠りしました。気持ち良く寝て起きると、まだ6時!?【汗】

慌ててフロントに電話し確かめると、、、既に12時でした。
私たちの飛行機は飛んでしまいました。。。

カードの問題もあり日本に帰れなくなりました。
手元にはわずかなシンガポールドルしかありませんでした。

途方に暮れた私たちは徒歩で日本大使館に行きましたが、休みでした(泣)
そこで路地裏にいる怪しい人に話しかけ、ここらで最も安いホテルはどこか聞くと何とか持ち金で泊まれる価格でした。

シャワー・トイレ共同の廊下には注射器が落ちているホテルでした。
幸いテレビが有ったので見ていると前日に我々が出ていた試合が大々的に放映されていました。

それをみて俺たちは本当に大丈夫かと不安になりながら眠りました。
次の日、再び日本大使館へ行って状況を説明すると、、、

「日本大使館ではお金の貸し出しのサービスはしておりません。」と【汗】
もう最後の手が無くなり途方に暮れていると偉そうな方が、話しかけてきました。

シンガポール日本大使館領事でした。
再び状況を説明すると領事も大使館員と同じ事を言いました。

しかし続けて、「私の部屋に来なさい。」と言われついていくと、”ボン”と20万円ほどを出し
「私のポケットマネーだ、君たちのダンスは見ていたよ」と言われました。

なんと領事は私達のダンスを見ていてくれて、
それだけのことで信用してお金を貸してくれたのです。

もう日本に帰れない、これからどうしようかと思った矢先の大どんでん返しでした。
領事に何度も感謝の意を伝え、帰国するとすぐに親にお金を借りて返金しました。

そんな猿岩石(古いか?)のようなシンガポール旅行の話を書かせて頂きました。
変な文章ですみませんでした。

皆さま今年も宜しくお願いしますm(_ _)m
ちなみにビールとドリアンの食べ合わせは場合によると死に至る、やってはいけないモノらしいです。

次回は、海宝ダンススクールの溝上先生にお願い致します。

【管理人からのお願い!】

(↑ドリアンを食べたことがある人、クリック!)
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