こんにちは
縄文人です
豆腐の角先生からは黒番では大体において
模様と厚みの碁を教わっています
実利の碁の打ち方も教わりましたが
このふたパターンは正反対の性質を持ちます
模様と厚みの碁は幅を広く打っていく
実利の碁は幅を狭めていく
どちらも面白いのですが
縄文人は黒番では模様を張ることが多いです
まあ相手の出方で序盤でどちらかに決めて
一貫した方針で打つことは大切です
今日は棋書を完読したのでご紹介します
勝てる模様の使い方
金秀俊八段著
内容の骨子です
模様で重要なポイント
1 弱点があればしっかり守る
2 自分の模様の方が大きい場合は囲う
3 攻めながら模様を囲う
4 侵入してきた相手を厳しく攻める
縄文人は黒番では模様の碁を目指しています
石の勢いがあって楽しい打ち方だと思います
豆腐の角先生から手ほどきを受けますが
広げ方の巧みさは見事です
それに手筋の厳しさが相まって
超強いにです
相手の弱い石をせめられますが
これが巧みです
早い段階で大石を仕留められてしまうのです
でも・・・
別に取らなくても自らの利益が上がればよいという
ことで無理に取ろうとしているのではないとのことです
縄文人はこの辺り、下手くそです
相手が模様の中で余裕で活きてしまい
さらに地をもってしまうのです
攻めに厳しさが足らない。。。。
それでこの棋書を貪り読んだのでした
模様の戦いの際の手筋も多く紹介されていて
並べてみたくなります
黒番でスカッと勝ってみたいものです
豆腐の角先生の碁について補足です。先生レベルだと、相手も強いので、利かされるくらいなら開き直ってしまえ、という流れも結構あるはずで、それを咎めると、石が取れている、といったケースが多いのだと思います。(キッチリ取れているのが強いです)
攻めの利益についてですが、高段者の目から見ると、早い時期に少なく求めています。縄文人様が思う攻めの利益は過小評価なのです。ではどうしたらもっと多くの利益を上げることが出来るか。それを知るには、やはり相手の石を取りにいく打ち方を経験しないと、わかりずらいと思います。攻めによる最大の利益は、相手の石を取ることですが、相手も反発しますから、どこまでが余得の限界で、どこから無理手のゾーンに入るかが、何回か打つと体感出来るようになり、イコール得られる利益の正しい内訳をイメージすることが出来るようになります。ですが、すぐ利益に還元する打ち方をすると、どこまで利益を得られるかがわからない状態が続くことになります。ですので、殺し屋モードの碁を意識的に打つように勧める次第です。
殺し屋の碁で何かをつかみたいと思います。
ご指導ありがとうございますm(__)m