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囲碁七転八倒

縄文人と申します
50の手習いで始めた囲碁、
何とか初段の壁を越えたがここから苦難の道が待ち受ける

大石を待ち伏せて攻めるのだの巻

2018-12-14 23:19:22 | 棋理

こんばんは

縄文人です

 

厚味模様の碁では相手の弱い石を攻めるのがポイントです

その時、攻めながら自分の利益を上げなければ意味がありません

 

困るのは相手のある程度大きくなった石が追いかけても捕まらないし

利益を上げにくい局面です

 

豆腐の角先生の

「待ち伏せ作戦」をご紹介します

 

豆腐の角先生白番です

左下からの応接です

黒は頭を出し白は根拠を作りました

 

白は左辺の壁を使うべく左上に構え模様を広げます

 

黒は模様をそのまままとまられると大きいので

打ち込みです

 

これを白は嵩にかかって攻めにいきます

 

黒は眼がないまま中央に向かいます

その間に白は上辺を稼ぎます

 

 

黒も頭を出してきてなかなか捕まえにくい状況になっています

 

黒は出ていく先で構えておこうと考え右上しまりました

 

ここがポイントです

 

白は右上に策動していきます

「待ち伏せ作戦」です

 

左から右に向かう黒の行き先に待ち構える形を整えました

 

56の飛びに右辺を守った瞬間

〇の位置にカタツキ!

黒に猛攻をしかけます

 

黒の△の一団は包囲された中もがくことに!

 

左辺にも出ようとしますがうまくいきません

 

ぎりぎり二眼確保できました

 

しかしもがいたおかげで白の壁は鉄壁となりました

 

この時点で白黒共、弱い石はなくなりました

次は大場を打っていくことになります

 

幅の広いとこにかかりです

 

右辺の攻防

〇の置きが厳しい

右上白は突き抜けることに成功

 

黒は右辺を分断された格好です

 

黒△ 一眼はあるものの脱出するか二眼作るかしかない

もがきます

 

黒は閉じ込められてしまったので

二眼確保

 

先程作った白の鉄壁の反対側が働いた流れになっています

これが壁の効果です

背中側へ作用します

 

120では右下の黒の様子も聞いています

 

新たに攻めたおかげでまた壁が出来ましたので

左下の△の黒の一団の出口がなくなっている

 

もたれながらの

絡み攻めです

最も強烈な攻めと言われています

 

どこかがやられてしまうからです

 

下辺の黒石をGET

 

左下の黒も死に投了です

 

以上見たように

待ち伏せ作戦を起点に壁を作り

もたれ

絡み

複層的に攻めていきました

 

大石はそれなりにダメが多くなっているので

一直線に攻めてもうまくいきません

 

待ち伏せ作戦を試してみてください

例え活きられても地はつかず

攻めによりできた自分の壁が反対方向に強さを発揮し

絡み攻めの流れができていきます

 

と豆腐の角先生は芸術的に打たれますが

我々は取り逃がした末に相手に中央で大いばりで地を作られたり

反逆され逆に取られてしまったりすることでしょう

 

盤面全体を見て石の強弱を見極めて攻めて行ければ

勝機は訪れるでしよう

 

 

 

 

 

 


利益のない攻めは意味がないの巻

2018-12-06 19:54:24 | 棋理

 

こんばんは

縄文人です

 

ダメ場を走るだけの手って意味がないのですね

 

 

豆腐の角先生曰く・・・

 

1.     定石のパターンに入るならその後の想定図を頭の中で作ること。その後、先手?後手?先手ならどう展開するか!

2.     攻めは利益が上がらないと意味がない。攻めて得しない時は攻めにいかない。追いかけるだけの手はダメ。

3.     隅への三線のかかりは地にからく上から閉じ込められやすい。三連星のときはケイマでかぶせられる。2間高ガカリが面白い。

4.     相手が三連星の時はその部分にしか地がない形にすると勝ちやすい。地を与えてしまうが模様を広げにくい手を選択するとよい。

5.     形勢判断の時も想定図を作ってみる。地合いは四角形を作って簡単な掛け算で数えると早い。





弱い石がなくなった後の優先度の巻

2018-12-05 00:48:54 | 棋理

 

こんばんは

縄文人です

 

序盤はとにかく

石の強弱関係で打ちます

◇自分の弱い石はなくす

・根拠を作る

・頭を出す

・弱い石同士をつなげる

・ゆったりする

◇相手の弱い石を攻める

・根拠を奪う

・閉じ込める

・分断する

・迫る

 

さて盤面に弱い石がなくなりました

次は?

好きな所に打つ・・・なのですが

 

豆腐の角先生曰く・・・

1.     石の強弱

2.     自分の地しか増えないところは小さい。
   自分が増えて相手が減る所は大きい→自分の地と相手の地が入れ替わるとこ

3.     攻めるときはハザマを作らない。つながって打つ・・・手筋の形にする

4.     ハザマを作る時は弱い時にサバク

5.     ハザマを作る時はさかれた後の対策ができていること

6.     2間開きの飛びは状況次第。閉じ込められ相手が厚みを作って困る状況か。



次は

自分が増えて相手が減る所は大きい→自分の地と相手の地が入れ替わるとこ

です!

 


模様の碁の極意の巻

2018-12-02 10:11:32 | 棋理

おはようございます

縄文人です

 

早いですね

もう師走

昨年立てた目標

「幽玄の間で安定した6級になる」

日本棋院の初段レベルです

んで

今7級です

12月に6級までもっていきたいですねえ

実は1月に3級まで上がっていたので

目標は楽勝と思っていたのですが

どんどん落ちまして(*_*;

 

まあ日本棋院の方は6月9日宝酒造杯で勝ち越し

何とか初段認定を受けられてホッとしたのですが

 

原因は豆腐の角先生に診ていただきましたが

復調は時間がかかりますえねえ

半年で少し復調した感じです

 

幽玄6級で年は越したいですねえ

 

 

今日は模様について

豆腐の角先生の打ち方を見ていてもそうですが

模様への打ち込みに対してはすぐに攻めに行かないことも多いですね

もたれ攻めが有効なようです

 

外側からジワジワ真綿を絞めるように・・・

 

 

豆腐の角先生曰く!!!

 

1.     模様は目いっぱい広げて相手をあせらせる。

2.     模様に入られたら別のすでに活きた石等にもたれぜめしてジワジワ包囲していく。

3.     2間開きの隣に敵が2間隣りならすべりの余地があり安全。片方いければよい原理。

4.     両側2間隣りなら見合いでどちらかにいける。両側一間隣りに敵がきたら飛び出しておく。

5.     開いている石には攻めは利かない。

6.     根拠を確保する地点は急場で逃すな。

7.     すそあき囲うべからずはすでに強くなった場合。根拠が危なければ守る。

8.     のぞきにつないでない形は突き出されると断点が二か所できて危険。守り切れかたちならよいが。




師走、ばたばたしますがみなさま元気で乗り越えましょうね^^


 


黒番と白番の極意の巻

2018-12-01 10:21:52 | 棋理

 

 

おはようございます

縄文人です

 

昨日は建築のトークショーもあり

何か疲れていたので

囲碁の練習はお休みしました

先生から

「疲れがたまっていたり仕事が忙しい時はあっさり休むか

棋譜並べを軽くくらいにしとく」

ことって言われています

無理して対局しても負けて悪循環に落ちるだけです

 

適当に休んだりリラックスするのは現代のスポーツのトレーニング理論でもあります

 

 

 

黒番と白番

どういった方針で打つか?

結構正反対のようです

 

 



豆腐の角先生曰く・・・

 

1.     黒番

・積極的に

・ゆっくりしない

・いそがしくする

・相手が落ち着いて考えられなくする



2.     白番

・ゆっくりさせる

・弱い石をなくすこと

・弱い石を作るといそがしくなるからだめ

・盤面を落ち着かせること

・遅れる感じでも手厚く打つ

・とにかくあせらないこと