地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

プリウス君、初登場。

2010-04-04 21:58:12 | 日常のヒトコマ
先日紹介したチェイサー君にかわり、
プリウス君が我が家にやってきて4日。
ようやくじっくり見る時間ができました。ウズウズ。
音もなく車庫から出てきたときは、なぜ動いているのか不思議な感じがしました。
まあエンジン音が無いのは当然か♪


取扱説明書にはDVDが付属していて、時代の変化を感じます。
私が一番見たかったのはボンネットの中身。
それからスペアタイヤやジャッキ、バッテリーの位置。
イザ故障!というときに必要になるものは、確認しておかないとねぇ。
町では頻繁にみかけるプリウス。しかし身近に所有している人はいませんでしたから、
細かいところを見るのは、まさに今日が初めてです。


ちかくのポストまで、手紙を投函するべく、息子と一緒に試乗。
あたりまえですが、モーター走行の時は静かです。
息子は、家に戻るまでにウトウト…。

機械好きな私としては、表示されるデータにも興味津津。
とはいえ、まだ運転はしません。
だって新車ですよ、新車。キズでもつけようものなら、師匠から何と言われるか…(汗)。

戦死病没者慰霊「招魂祭」

2010-04-04 21:42:29 | お寺の行事
お寺のすぐ隣に、古いお墓が並んでいる小さな丘があります。
地福寺の歴代住職の墓や、青柳家の墓もそこにありますが、
その一番奥に、大きな記念碑がひっそりと立っています。

前方に大きくせり出したこの石碑、「日露戦役 記念碑」と書かれています。
お寺がある地区周辺から、戦争に赴き、お亡くなりになった方の御霊を弔うために、
立てられたものです。

今日その石碑の前で、戦没者慰霊の「招魂祭」が執り行われました。
お寺がある地区の総会に合わせて、毎年この時期に行われています。
師匠が導師になり、私も一緒にお経をあげさせていただきました。


ふだんは、本堂の一角にある戦没者の位牌棚に安置してある、大きな位牌を
石碑に乗せております。

今の平和な生活から、戦時を想像するのは難しいことかもしれませんが、
このような法要をさせていただくと、
自分達からわずか2代3代、祖父母の代にさかのぼるだけで、
身近に戦争があったんだとしみじみ思います。

修行に行った長崎のお寺では、
8月9日が命日になっているお位牌がズラリと並ぶお檀家さんもいらっしゃいました。
戦争で、人は幸せになりません。勝者も敗者もなく、
ただ敗者と、膨大な数の不幸が生まれるだけなように思います。
しかし、自分の故郷や家族を守りたいという一心で、
命を投げ出された人々の遺志は尊重されるべきだとも思います。

この、美しい山里で暮らしていた人々にも、戦争は不幸の影を落としている。
戦死病没者の皆様も、どうか今は安らぎの中におられますように。

合掌

永代供養墓「安穏の塔」周辺の近況

2010-04-04 21:19:51 | 周囲の自然
先日から紹介しているソメイヨシノがピークを過ぎ、
ちらほらと葉っぱの緑がでてきました。
花も一段落かなあと思いながら、
ふと気がつくと、本堂の真向かいにある「安穏の塔」の周りに植えた
つつじが一斉に咲いていました。


このつつじも、檀家さんにご協力いただき、植えたものです。
熊本まで苗を買い付けにいって、200本ちかくセリ落としてきました。



昨年、植えてからの水やりは、それは大変でした。
(と言いながら、私はあまりお手伝いできませんでした。ごめんなさい。)
まだ株は小さいので、山一面が…とはなりませんが、
徐々に大きくなってくれることでしょう。


ちなみに安穏の塔周辺では、シバザクラも咲いていますが、こちらもまだこんな感じ。

こちらにも肥料を与えるのですが、なにせ斜面なもので、
養分が全部流れて、下のほうの花だけが成長著しい状態…。
斜面の途中に、小さな段差をつければよかった、とは
後からついた知恵です。
どなたか、良い方法をご存じの方は、地福寺までご一報ください(笑)。

ちなみに、玄関先のツツジも満開♪


なお、当山からほど近い宮崎県日之影町の花は、ツツジだそうです。