讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

2014年8月4日 奄美で観光客が流される。

2014-08-09 20:00:00 | 日記
 8月4日に奄美に行ったのである。空港でレンタカーを借り、名瀬の中心部に向かっていた。

 途中の道路上に消防関係や、地元の人が沢山いたので、何かな?と思って近づいてみたら、人が流されたということだ。


 リゾートホテルの前は遠浅になっており、透明度の高い海が広がっている。天気は良いが、台風接近に伴って風が強く、白波も立っている。リーフの境目くらいで大きなうねりとなり、遠目からでも危ないなと分かるが、海岸近くなら大丈夫と思ったのだろうか。

 ホテルに宿泊していた32歳の男性と、30歳の女性が海に入っていった。

 岸から30m程度入ったところで、2人は波に飲み込まれた。おそらく5m~10m程度の波が押し寄せていたと思われる。女性の「助けて」という声に、たまたま海岸を歩いていた同じホテルの宿泊客が気がついて、助けを呼んだ。すぐさま消防がかけつけたが、女性の姿は見えなくなったという。波は渦を巻き、すさまじい強さで巻き込んでいくので、波に呑まれたら浮き上がるのは至難の業だろう。パニックになって、水を飲んだら1分も持たないだろう。

 その時「頭が見えた」という声が聞こえた。男性が岩に掴まったようだが、すぐに波に呑まれて姿が見えなくなった。あたりは、静まりかえった。


 波が高いので、海に入って捜索することはできない。また、浅瀬なのでボートも入ってこれない。

 ヘリが上空を旋回し、沖合には救助用ボートが見えるが、捜索は難航した。


 現場の状況から判断すると、残念だが生存の可能性は非常に低いだろう。

 翌、5日に女性の遺体が上がったと報道があった。男性は見つかっていない。たまたま近くを通りかかっただけで、何も出来なかったが、万が一にも助かって欲しいとは思っていた。

 せっかくのリゾートに行ったのだから海くらいは、と思うのは当然だが、波が高いときは遠浅であっても沖に向かって行くべきではありません。飲み込まれるのは一瞬で、後戻りはできないのですから。せいぜい、波打ち際で足を浸けるくらいにしておくべきでした。

 ご冥福をお祈りいたします。
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