讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

YAESU_HFリニアアンプ「FL-2100Z」受信切り替え回路修理

2014-03-23 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 このリニアは、200Wの免許用に使用した。まだ、メーカーからあまり200Wリグが出ていない時代に改造したものである。たしか、どこかの雑誌に改造記事が出ていたと記憶している。

 腰が抜けるほど重い。当時、海外ペディにこれを持って行ったという記事が出ていたが、相当苦労したただろうなと思う。


1.オリジナルは、572Bが2本使われているが、これを811の2本に変更する。ピンアサインは同じなので、差し替えるだけ。

  ↓ 左が811A 右が572B プレート損失が違うので、見た目の重量感が違いますね。


2.電源トランスのタップを850Vから620Vへ変更する。半田付けは確実に。

3.昔のアンプであり、結構TVIが出たという話も聞いたので、コスモ電子(今は無い)のLPFを背面に直づけした。これが幸を奏したのかどうか分からないが、TVIの苦情は無かった。


 572Bx2で、電源タップだけ変更しても200W申請はダメらしい。終段管に過大な能力があると、ダメという理由だったらしい。

 めでたく200Wアンプになったが、あるとき受信レベルが極端に落ちる現象が発生した。カチャカチャと送受信を繰り返すと復活する。ペディを呼んでスタンバイした時に感度低下じゃ、コールバックが分からない。こりゃ、送受信切り替えのリレーやな。

 裏蓋を開けてみました。開腹手術ですな。


 リレーは、AW5221という、DC12Vで、10A250VACタイプが使われています。こりゃ手に入らんな。リレーのカバーを外すだけでも大変そう。あれ、このリレー2回路あるけど、1回路しか使っていない。んじゃ、パラにしてやれ。

 ということで、赤の丸印内のリレーについて、パラ接続しました。最上段と2番目の端子を、隣の端子と接続する。

 あ、復活しました。リレー自体が経年劣化しているので、いつまで持つか分かりませんが、受信時に感度が低下することは無くなりました。さて、腹を縫合して手術終了。

注:固定局で免許を受けております。ブログのアドレス(コールサイン)とは必ずしも一致しませんので悪しからず。
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