讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

パース激走1872Km_15泊17日西オーストラリアの旅(2018年11月)その20

2019-01-07 20:00:00 | 旅行
 【ロットネスト島】

 えっと、昨日でパース激走は、終わりました。また、電車+バスの旅となります。今日は、パースに行った人なら全員知っている(ほんとか?)、ロットネスト島に行きましょう。いつもの、フリーマントル行きの電車に乗ります。まだ、スマートライダーの残高は、残っているしな。


 勝手知ったるフリーマントル港の、チケット売り場に直行します。ロットネスト島へ渡るフェリーは、老舗のロットネスト・エクスプレス社と・・・


 最近、殴り込みをかけた、シーリンク社があります。


・窓口価格は、ほぼ変わらないが、便数はロットネスト・エクスプレスの方が多い。ネットなどでは、お得切符などの価格競争もあるらしい。
・島の交通は、自転車が主体となるが、ロットネストはフェリーで自転車を積んでいき、到着と同時に貸し出しをする。シーリンクで予約すると、島の自転車屋と契約をしているので、そこで借りる。
・船の大きさは、ほぼ同じ。

 ま、どっちでもいいのであるが、便数の多いロットネスト・エクスプレスに聞いてみるか。

「次の便、予約できますか?」
「大丈夫ですよ、日帰り?」
「です」
「帰りは?」
「うーむ、最終便を」
「それと、自転車もお願いします」
「予約で一杯なので、島のレンタルショップへ行ってね」
「あ、そうなんですか」 予約が優先だからな。
「往復で、69ドルです」
「じゃ、カードで」

 たいていの所は、クレジットカードが使えるのですが、ちょっと注意を。

①カードと言うと、カードリーダーを渡される。
②機械の手前のスロットに、自分でクレジットカードを挿入する。
③PIN番号を入力すると、処理中と出るのでカードを抜かない。
④終了と出たら、自分でカードを抜く
⑤出て来た紙は、相手が切り取るので触ってはいけない。

 日本のカードリーダーは、挿入口が後方(店員向け)になってるが、あっちのカードリーダーの挿入口は、客の方に向いている。

 ま、そんなことは、いいのであるが。乗船に際しては、早めに並んでおくことをお勧めする。


 席は、自由である。朝の便は、満席になる可能性が高いので荷物は席に置かない。ほぼ、満席だな。と思っても、出航間際まで、客が乗ってくる。座れてない人も、いたかも。


 片道30分ですが、そこそこ揺れます。

 自転車を予約した人は、次々に借りて出発しますが、N村は「オリバーヒル・トレインと、砲台ツアー」を予約しに行きます。港の桟橋を直進すると、ビジターセンターがあります。


「オリバーヒル・トレインと、砲台ツアーを予約したいのですが」
「11:30ので、いいですか?」
「いいっす」
「30ドルです」


 このようなマークを目印にすると、迷いません。列車乗り場に行きましょう。


 あ、ファースト、クオッカ発見。そう、この巨大なねずみのような動物が、超人気もののクオッカなのです。これを見に、毎日たくさんの人が訪れるのです。島内には、野生のクオッカが、8千~1万頭も生息しています。


 ここが、オリバーヒルトレインの、乗車駅です。


 やってきました、1両のディーゼル車です。


 席は、自由です。


 人が歩くよりは速く、自転車よりは遅い感じです。あれ、乗客に運転させています。といっても、操作する部分も限られているので、主に汽笛を鳴らすという作業だな。


 オリバーヒル砲台に、到着しました。


 ここには、かつてフリーマントル港を守っていた、砲台があるのです。


「みんな、どこから来たの?」
「クイーンズランド」
「シンガポール」
「ジャパン」
「英語、大丈夫?」
「ちょっと、ゆっくりめで」
「分かりました」

 すごく、丁寧に説明してくれます。


 なんと、射程距離は、フリーマントル港まであるとのことです。

 
 砲弾庫や、エンジンルームなどの地下施設も、見学可能です。もちろん、砲弾などはレプリカです。


 記念撮影も、できますよ。

 
 最後に、ガイドさんから・・

「日本のベストシーズンは?」
「へっ」
「今度、日本に行きたいと思ってね。桜のシーズンがいいかな」
「4月上旬ころが、いいんじゃないかな。今まで、行ったことは?」
「いや、初めてなんで」

 そうなんだ、ぜひ日本に来て、楽しんで下さい。

 帰りの、列車の時間が迫っているのだが、最後のビデオ閲覧とかあって、大丈夫かいな? ちょっと、焦ってきたが、みんないるし、ガイドもせかそうとしないので、多分大丈夫なんだろう。若干、出発の時間を過ぎてからホームに行ったら、まだ来ていなかった。

 約、5分遅れで到着です。そりゃ、客をおいてまで、出発しないよなぁ。



 さて、まだまだ時間があるので、自転車を借りましょうか。


 フェリーが到着した午前中の店は、ごった返していますが、もう3時半近くになるので、空いている。

 〔借り方〕

①ヘルメットを選ぶ。かなり、年期が入っている。
②受付で、返却時間を告げて代金を払い、用紙を受け取る。その際に、携帯の番号を聞かれる。クレジットカード払可(1日、30ドル)
③自転車を選ぶ。大・中・小・子供用あり。
④自転車と用紙を出口近くのカウンターに出すと、ワイヤーキーを渡される。
⑤ヘルメットをかぶって、出発だ。

 オーストラリアで自転車に乗る場合は、道路交通法によってヘルメット着用が義務付けられています。ご注意を。

 もう夕方なので、島を一周する時間はありません。変速ギア付きで、整備も良くされているので走りやすいのですが、島の道路はアップダウンが多く、さらに向かい風だと、ちと辛い。


 それでも、半周しました。


 朝方スーパースターだったクオッカ君ですが、夕方になると少し飽きられたのか、あまり相手にされなくなります。(笑)


 自転車を返却し、6時発の最終便でフリーマントル港に戻ります。これに、乗り遅れると島に取り残されるので、洒落になりません。たいていは、もっと早い便で帰るようで、最終便は、ガラガラです。


 しか~し、波が高くなっており、ゲロゲロ状態ではありました。行きは良いよぃ、帰りは辛いっと。

 さて、無事に入港したので、パースに戻りましょう。あ、寒っ。夏なのに、日が落ちると肌寒いですわ。


今回の旅で、ロットネスト島が一番費用がかかりました。

・フェリー日帰り往復:69ドル
・オリバーヒル・トレイン往復+砲台ツアー:30ドル
・自転車レンタル:30ドル
・昼は、N村特製のバーガー持参:0ドル(但し、材料費は別途かかっている)

 合計:129ドル 

 つづく
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3 コメント

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あけましておめでとうございます (かいちょうだべさ)
2019-01-07 20:58:31
今年もよろしくお願いいたします。
オーストラリアの、旅行いいですね。
しかも長期間とは。

息子も3ヶ月半行って休みはかなり遠出もしていたようですが、普段は終日英会話の授業なのでまるまる遊びと観光というわけでもなかったですし。

息子から鉄道の動画ももらいましたが、[鉄]として、オーストラリアの鉄道で知りたいことがあります。

YouTubeにも同国鉄道がたくさん出ていますが、大都市の通勤路線もインターシティのような列車も見る限りはどれも凄くスピードが遅く感じます。

車両スペックとか紹介記事(鉄ではない人が書いたもの)には時速160~180キロなんて書いてありますが車両スペックならばともかく、オーストラリアでそんな速度を出す列車はちょっと聞いた事がありません。

100キロくらいは出すのでしょうけど。

ご経験された体感ではどうですか?
やはり早いよ、とかダラダラ感のある速度かな?とかでもよいです。感覚的なものでもお教えください。

日本だったら普通列車でも東海道線とか早いですものね。

札幌圏の普通や快速も早いですが。
返信する
謹賀新年 (ブログ主)
2019-01-07 21:30:07
 明けまして、おめでとうございます。今年も、宜しくお願いいたします。

 パースの列車ですけれど、長距離列車ではなく、市内~郊外の通勤・通学用だと思われるので、駅の間隔も比較的短く、スピード感はありません。そうですね、体感的には、快速でも最高100Km程度だと思います。 日本と違うのは、発車ベルが無い点でしょうか。すっと、扉が閉まります。

 本数は多いので、使い勝手はいいですね。


 
返信する
ありがとうございます (かいちょうだべさ)
2019-01-08 11:04:11
やはりそうですか。
YouTubeでどの列車見ても「遅いな、なんでこんなにダラダラ走っているの?」といつも思っていました。

オーストラリアの列車が早いとは思っていませんでしたが、国土か広くて直線が多いからそこそこ早いと思っていました。

インターシティも「池上線よりは早いけど」くらいに感じたのです。

ところでインドの鉄道幹線はめちゃくちゃ早いですね。
古ぼけたドアが開きっぱなしの客車を運転席窓に鉄格子が入った機関車が150~160キロとかで走っています。

さすがにこのスピードだと屋根に乗る人はいませんが車内は網棚で寝ている人もいて、沿線は線路ギリギリに牛が歩いていたり凄い風景がYouTubeで見れました。

マハラジャエクスプレスとか興味深い列車名だったりします。
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