with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

秋があっという間に終わりそう?...

2019年11月13日 | 00. 愛用カメラ機材
つい先日『小さい秋』を見つけに散歩に出たばかりでしたが、あれからたった3日経過しただけですが日曜にはあの紅葉葉楓(モミジバフウ)が真っ赤になっていました。
気温がぐっと下がりだしましたので紅葉の進み方も早くなったようですね。
 
 
三日前の景色が嘘のようです、もう紅葉真っ盛りという感じですよね^^。
 
 
ご覧のようにグラデーションどころではありませんね、紅一色です。
足元には既に真っ赤になった葉がどんどん落ちだしています、都会の紅葉ですから12月までゆっくり楽しみたいなというところですね...ひと月ほど先の状況を想像すると寂しささえ感じてきます。
 
さて今回使用している「Ai Nikkor 35mm F2S」は手に入れてからずっとレフ機のD700で使っていますが、きょうもその重いカメラを下げて散歩してます...いつものX-T2とは雲泥の差です。
このレンズ、同じレンズ構成のオールド「Nikkor-O・C Auto 35mm F2」をずっと使っていたものですから入手を躊躇してましたが、MFレンズとしてのNikkor 35mm・F2の最終形としてやはり持っていたくてカメラ販売店で「中古良品」を手にして思わずゲットしてしまったものなんですね(笑)。
 
(f/2, 1/2500, ISO200, +0.7EV) 
こうして最短撮影距離(30cm)で撮るとさすがにNikkor-O・C Auto 35mm F2同様に背景どころかヨシの茎でさえボケていますね...このへんは共通した写りを感じます。
でも色味がぜんぜん違うんですねえ...
 

(f/2, 1/5000, ISO200,)
Nikkor-O・C Auto 35mm F2は比較的あっさりした感じでしたが、それに比べ強めに出る傾向です。開放ではこうして周辺減光は結構はっきり目に出ますが、1段絞るだけで驚くほど改善します...開放の「味」は楽しめます(笑)。
 
(f/2.8, 1/800, ISO200, -0.3EV)
これは神社の境内での菊の品評会にてのカットですが、狭い空間にぎゅうぎゅう詰めでなんとも可愛そうだったんですが、どの花もきれいで見応えがありました...せめて自然光の下で撮りたかったんですがねえ^^。日陰の奥の花のボケ方も汚くならずNikkor特有の何があるかわかるというボケ方ですね。
 
氷川神社のにゃんこもいい感じで撮れましたねえ...
 
(f/2.8, 1/2000, ISO200, -0.3EV)
1~2段絞るとにゃんこの臨場感も出るし奥のにゃんこも姿かたちがハッキリ分かります。
これが開放で寄ると...
 
(f/2, 1/2500, ISO200, -0.3EV)
日陰にいるにゃんこが程よいボケの中で引き立ちますね...いい表情してくれました、この距離感では奥のにゃんこは「大きなネズミ」と言われても分かりません(笑)。
 
(f/2, 1/2500, ISO200, -0.3EV)
いつもの花のきれいな庭のお宅ではピンクのバラがたくさん咲いていたんですが、あまりに太陽の光が強いので微妙なピンクを出したくて花だけ私の影を作って撮りました。まわりの明るい部分が若干グルグルっときてますかね...まあこれくらいはご愛嬌です^^;)。
家の方に何度かお会いして花の撮影許可をもらったんですが、『どうぞ中に入って撮ってください』と言われてもこちらには愛犬のCobbyがいるので、そうそうはズケズケ入れないんですよねえ...Cobbyが何をしでかすか分かりませんので(笑)。
 
それとこのレンズの耐逆光性能はというとそれほど強くはないようです。
 
(f/11, 1/500, ISO200, -0.7EV)
こうして太陽を光条が出るくらい枝葉に少し隠すくらいだとピントの行ってる中央の葉だけでなく全体的にスッキリとした画が出てきますが...
 
(f/11, 1/500, ISO200, -0.7EV)
まともに入ってしまうとこのようにフレアもゴーストも派手目に出てきます。
 
色味の出方も良くハッキリ系のレンズなので、ならばと試してみたのが...
 
(f/11, 1/400, ISO200, -0.3EV)
どうでしょう...太陽光に透ける葉がきれいなだけでなく、なんと葉の先から光の雫が落ちるように絶妙なゴーストが出てきてくれました。 
レフ機のD700ですからEVFのように撮りながら仕上がりを目にすることはできないですが、OVF上でもゴーストの様子くらいはなんとか見て取れますからこうしたコントロールはできそうです...逆光時このレンズならではの画をいまから想像膨らませてしまいます(笑)。
 
さて何度かのD700でのテストも済みましたので、いよいよα7IIIやX-T2で使ってみましょうかねえ。特に周辺減光を活かせるα7IIIではどんな画を出すか楽しみですね。
 
 ※ カメラ : Nikon D700
   レンズ : Ai Nikkor 35mm F2S


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