これを書いている現在12月31日午前2時、もう大晦日だ。
今年最後に手に入れた本が写真を趣味とする私としてはとても楽しめそうだ。
| 「まいにち、しあわせ 365日の言葉」 発行人:東由士 編集人:花田達朗 英和出版社 972円(税込み) |
俳句に写真を付けてイメージを膨らませるような本はいくつか扱ったことがあったが、今回のものは日本・世界各地の素敵な景色を大きくフューチャーしてそこに古代ギリシャの哲学者から科学者、有名作家やはたまた映画俳優まで心に響く言葉が添えられているものなんです。
なかにはハリー・ポッターシリーズの著者J・K・ローリングのこの言葉は必要?と思ってしまうようなものもありましたが、そこは添えられた写真のマッチングの良さに免じてご容赦かなと・・・でもそれこそ写真と一緒で見る人が必ずしも撮った人の思いと同一のものを感じるかどうかは人それぞれですものね。
人間その時々の精神状態で同じ言葉が心に響いたりピンとこなかったりするとは思いますが、そんな時その言葉の下に置かれた写真がその人にどう写るかというプラスアルファの面白さがこの本にはあります。
またグッときた言葉があった時その出典なども最後に(出来る限りではあるが)載っているのでじっくり読んでみることも可能ですね。
たまに自分もこんな風に1枚の写真にその本の中の気に入った言葉を添えてみたら楽しいかなと思いましたね、本来は前のブログに書いたように「言葉を発するような一枚の写真」が目標なのですがそのためのイメージトレーニングとしてはとてもいい勉強になりそうです。
例えばで一つ作ってみました...
日の光を借りて照る 大いなる月たらんよりは、 自ら光を放つ小さな灯火たれ (森 鴎外) |
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・・・妙な説明を加えることはせずこれが自己満足か、見る人にイメージをダブらせたり膨らませたりできている写真かどうかという...いきなりすごい試練が始まりそうです(笑)。
でも楽しそうだな・・・。