with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

大事な宝物が...消えた!

2017年08月10日 | 02. カメラライフ

​なんと一昨日出産のため入院した長女がきょう一時帰宅で帰ってきた。きのうから陣痛の促進剤を経口及び点滴にて続けていたのだが生まれる様子がなく、胎児にも負担になるということで自宅にてしばらく様子を見ることとなった。

きょう10日がまさに予定日だったので楽しみしていたのだが、喜びはもう少し先になりそうだ。帰ってきた長女も元気そうでひと安心、まあ「果報は寝て待て」とも言いますし時の流れに任せましょう。

そんな二人目の孫という嬉しい話とは反対に、散歩の時ちょっとショックというか驚いた事があった。あの「マルバヤナギ」という名前が最近わかった大きな木、「この木なんの木」と呼んでとてもお気に入りの場所の話である。

先日(7月30日)訪れた時に大きな一つの枝が折れてしまったのを発見したのですが、まあこれもショックと言えばショックなんですがねえ…


でもまだ大部分はしっかりとしていたように見るんです。


木の全体からすれば1/5にも満たないくらいの枝だったが、元通りになるには時間がかかるだろうなあというくらいに思っていました。

ところがきょうCobbyとの散歩で訪れると、なんと木がなくなってしまったのです!


あの大きな木の根元からこうしてバッサリと切られていました、なぜ?

確かに折れた箇所が根本に近い場所でしたし、そこから中の空洞部分も見えてはいました…


左の残った枝も「危険」と判断されればそちらだけ切るなり、枝をはらうことでなんとか木を維持することはできなかったのでしょうか。

土手から見ると以前との違いは歴然、


この大きな日陰を作ってくれていたマルバヤナギがなくなると…


こんな感じでただの広場になってしまいました。​

とても悲しかったですね、この広場にグランドゴルフで来る年寄りたちが太い枝に紐をかけハンガー代わりに器具をぶら下げているのには「不謹慎」さを感じていましたが、小さな子どもたちが楽しそうな声を上げて木登りに興じているさまはいまどきなかなか見られない貴重な場所だったのですがねえ。


この驚くばかりのボリュームが老木に負担となっていたのでしょうか…

それにしても今回の判断をした役所は「万一子どもが乗っている時に折れたら大変危険」として伐採してしまったのでしょうか、あまりに短絡的な判断としか思えません。この貴重な命あるマルバヤナギを多少外側の枝打ちなどを行い支えを付けるなどして守ることができなかったものでしょうか・・・木の周りのゴミを地域の方がきれいにされたりして大事にしてきたのを見ている人間としてはとても残念です。

真夏でもこの樹の下はとてもひんやり涼しくでCobbyとベンチに座りしばし休んだりして私には「オアシス」的な場所だったんです。思えば昨年の夏はたくさんのセミの抜け殻を枝や木の周りに発見して、日暮れ時にCobbyと再訪し幼虫が木登りしている様子をカメラに収めたりと子どもたちのための自然教育的側面も担っていた木なんですよね…そんなことを考えながら寂しくなったベンチで休憩していたら、足元の小さな草の枝にこんなものを発見しました・・・

なんとセミたちがこんな小さな草の葉や茎につかまって脱皮していたんです。​​​ ​

​ここにあった「この木なんの木」はセミたちの遺伝子の中にも刷り込まれた場所だったのかもしれません、なんだかこれを見て余計に悲しくなってきました。


さて帰ろうかと立ち上がりこの大きな切り株に思わず手を合わせている自分がありました・・・「この木なんの木」の木霊(こだま)がまだここにいるような気がして。

ありがとう、大きなマルバヤナギさん。そしていつまでも地域の方々を見守っていてくださいと・・・。

marubayanagi.jpg

私とそしてCobbyも「あなた」のことはけして忘れません、いつまでも心のにその大きくて優しく美しい姿が残っています。

・・・そしてできるなら、その逞しい切り株から新しい命を吹き返してください。子どもたちとここを訪れるすべての生き物たちのために。



今日の雲は最高!

2017年08月10日 | 02. カメラライフ

​8月9日午後1時過ぎ。

この夏一番の暑さということらしいが、私は今年の暑さにはもう体がすっかり順応しているのでそれほど暑くは感じない(笑)。三女の赤ん坊がいるのでほとんどの時間リビングにエアコンが入っているが、私にはこの部屋と室外の温度差の方が辛いので1階の寝室(夫婦の部屋)で窓を開け外からの風(+扇風機)にあたるほうがとても快適である。

ふとそんな時空を見るとなんとも夏らしい素晴らしい雲たちが泳いでいるではないですか。思わずカメラを持ち出してバルコニーから数枚衝動的に撮りました^^。

 

のんびり海で見たらさぞや気持ち良いだろうなあという雲たちですね、いやいやこの風景でも十分私には気分爽快です。日陰のない3階のバルコニーにいてもまさに暑さを忘れて見入ってしまいました(笑)。

昨日の長女の産院への入院直後のきれいな虹といい今日のこの気持ち良い空と雲といい、こんな珍しいくらいの好天や滅多に見られない虹のなか明日にも生まれる長女の子ども、(暫く続くこの暑さのなかかわいそうなんですが)とても元気な子どもが生まれてきそうで楽しみです。