先日手に入れた24mm f/2.8DをきのうのCobbyの散歩で試してみた。
大きさ・重さがほとんど50mmと一緒なので取り回しはとても楽、果たしてどんな絵を出してくれるのか...楽しみなのでした。
まずは実り始めた稲穂が美しい田んぼにて、空を大きく入れて撮ってみる。
仕上げは使い慣れたCaptureNX2にて行っているが50mmほど色味は強くない、非常にあっさりした感じで少し肩透かしを食らった。
この日は時たま強い風が吹いたりしてなんとも気持ちの悪い陽気だった、真上の空は青く真っ白な雲が見えているのだが太陽の陽が差す西側にかけて重苦しい真っ黒な雲が固まっている。
あまり『素敵』とはいえない空だったが、何枚か撮ってみた。
黒い雲で太陽が隠れてしまっているのだがこちらに向かって長い光条が差し始めた一瞬を撮ってみるが、出来上がりは少し冴えないものだった。
やはり色味の問題か?好みの傾向とちょっと違うかなという感じ。
空の色がどちらかというと多少露出補正でマイナスにしても明るい『青』になってしまう、再現には調整が必要な感じだ。
ただしこの写真のようコントラスト調整で雲のメリハリはよく出る。
しかし写真のようにこの日の空は変だった、低い雲の合間に龍が這った跡のようなものが見えるし、とても動きも早く、風の強弱を表しているような空と雲の様子は見て取れる。
まだまだクセがわからず設定はノーマルで写しているせいか、こうした月と一緒に撮った雲などさすが24mmという画角は感じさせるのだが雲の立体感など出せるレベルではない。
もう少し使い込んでみないとせっかくの単焦点が安いタムロンの標準ズームの広角端に負けている。
まあこの日の被写体の状況もあると思うが、とにかくこの雲の表情はあまり見たことないような空模様だった、地平線近くの山々を覆う低く厚い雲も画がスッキリとしない原因だと思うが、いろんなシチュエーションで試してみるか・・・。
50mmが常用になっている状況なので、旅行でも行かない限りこの24mmの出番はそんなに多くないだろうから今度久々にタムロンの28-75mmズームで撮り比べてみるかな。