goo

看板に偽りあり/「六甲のおいしい水」に不当表示 ハウス食品に排除命令

2008-06-17 23:49:47 | ニュース
「どーせ、分かりゃしないよ」という声が聞こえます。











「六甲のおいしい水」に不当表示 ハウス食品に排除命令(抜粋)
2008年6月17日

ハウス食品(大阪府東大阪市)が製造・販売する

「六甲のおいしい水」のうち

2リットルボトルの商品に不当な表示があったとして

公正取引委員会は17日

景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出した。

2リットルボトルの売上高は

今年1月までの2年10カ月で

367億3600万円にのぼり

公取委によると同法違反を指摘した商品で過去最高額。

業界団体の統計によるとミネラルウオーターの消費は急伸し

昨年の年間消費量は

「20年前の28倍」の

1人あたり19.6リットル。

主に

成分や
産地が

消費者の選択を左右する商品であることを踏まえ

公取委が適切な表示を強く促した形だ。


<公取委>
①同社は83年から神戸市灘区の「六甲採水場」で採取した水を

500ミリリットル
1.5リットル
2リットル

の容器に詰めて販売してきた

②このうち2リットルボトルについては
③05年1月以降

④神戸市西区井吹台東町に新設した「六甲工場」の
⑤深さ約150メートルの井戸を使った生産に切り替えた


<各商品のラベル>
「花崗岩(かこうがん)に磨かれたおいしい水」
「六甲山系は花崗岩質で、そこに降った雨は(中略)花崗岩内のミネラル分を溶かし込み(中略)良質の水になります」

との記載があった


しかし

2リットルボトルを生産する六甲工場は

六甲山系の花崗岩質の地層から

約7キロ離れた

「大阪層群」

と呼ばれる堆積(たいせき)層の上にあり

花崗岩質の地層との間には

粘土層や断層があるため

「花崗岩のミネラル分を含む水質とは異なる」

という。

花崗岩に由来する地層がある

「六甲採水場」

の2商品と比べ

2リットルボトルは

花崗岩質に多く含まれるカルシウムが

「約4分の1(100ミリリットル中0.65ミリグラム)」

しか含まれていなかった。

「六甲のおいしい水」の05年の売り上げは

国内のミネラルウオーターで第3位で

シェアは10.4%。


<同社>
「(昨秋始まった公取委の調査に)六甲山から工場まで地下水が流れており、表示に違反はない」

と反論していた

→今年1月から問題の表示を削除して販売している


<ハウス食品広報・IR室>
「処分を真摯に受け止め、表示の適正化にはより厳格に対応していく」











こりゃダメだ。



全くの「ニセモノ」。



「花崗岩に由来する地層がある「六甲採水場」の2商品と比べ、2リットルボトルは花崗岩質に多く含まれるカルシウムが約4分の1(100ミリリットル中0.65ミリグラム)しか含まれていなかった。」



なぜ

「「六甲工場」の、深さ約150メートルの井戸」

に切り替えたのか?



フツーに考えたら

「効率重視」

だろう。



そして

おいしい水を

「マズイ水」

にしてしまった。



「センバキッチョウ2」

である。



利益と効率を

優先すると

「こうなる」

という例だ。



キッチョーもそうだったけど

「仏の顔も3度」

と言います。



どんな温厚な人も

終いには

怒りますよ。











猛省していただきたい。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )