恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

2/22(木)末廣亭昼席仲入後~夜席仲入まで

2018年02月22日 | 噺とか
仕事が早めに片付いたので、末廣亭へ。
本来ならば昼席の前半から行きたいところでしたが、あいにく仲入り後から。
平日の昼席だからそこまで混んでいないだろうと高をくくっていたのですが、
これがかなりの入りでびっくり。
シルバー世代の人たちが多いのかなぁという感じもありますが。
弁当ぱくぱく、ビニール袋ガサガサは浅草っぽい雰囲気ですね。

【昼の部】
龍 玉「強情灸」
ロケット団「漫才」
扇 遊「子ほめ」
円 丈「漫談」(スラング・大人の小言・悪い人はいない)
小 雪「太神楽」
小燕枝「猫の災難」

【夜の部】
一 猿「転失気」
ほたる「動物園」
小 菊「粋曲」
志ん好「鰻屋」
圓十郎「饅頭こわい」
ニックス「漫才」
小せん「弥次郎」
禽太夫「替り目」
正 楽「紙切り(羽生結弦・猫と美人・パシュート・雛祭)」
小袁治「初天神」
種 平「ぼやき酒屋」

・円丈師匠は落語アンケートかと思いきや、小噺のネタ帳みたいなものを広げて披露するスタイル。
 こういうのもやってるんだなぁ。

・小燕枝師匠の「猫の災難」は、洒脱な語り口でゆったりと聞かせていただきました。
 噺の中盤で前方の席のご婦人が体調を崩したようですが、そのまま進行。
 なんか、前も池袋でこんなことがあったような。

・圓十郎師匠の「饅頭こわい」は何度か聞いていますが、これがまたけっこう好きなのです。
 サゲが通常のものと違うのは知っていたのですが、
 今日の場合、ノリの悪い客席を揶揄したサゲにかわっており、それがまた面白い。

・小せん師匠は左龍師匠の代演。「弥次郎」なのですが、初めて聞くバージョン。

・種平師匠は正蔵師匠の代演で「ぼやき酒屋」でした。
 おそらく制作年代が10年ぐらい前なのでしょう。
 今からするともはや懐かしいネタになっているものもちらほら。
 若い人が聞いたら「?」となるかもしれませんが、30代の自分にはあるあるネタ。
 いつもよりオヤジギャグ満載で種平師匠曰くの「特別サービス」。
 仲入りで帰ったわけですが、最後の最後で笑わせてもらいました。

たまにくる平日の夜席の雰囲気、やっぱりいいなぁと思います。

恐懼謹言。

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