恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

11/19(日)池袋演芸場昼席~夜席仲入りまで

2017年11月19日 | 噺とか
朝晩かなり冷える今日この頃、池袋演芸場の昼席はまるで新作落語会の様相。
円丈師匠がトリを務めているのですが、足を運ぶ今日は天どん師匠の代演。
いや、それはそれでなんと魅力的なことか、ということで池袋へ。

【昼の部】
きよひこ「狸の札」
ふう丈「ライザップ寿限無」
一 刀「たらちね」
小 菊「粋曲」
彩 大「島の学校」
金 時「水屋の富」
ひびきわたる「漫談」
清 麿「時の過ぎ行くままに」
志ん橋「出来心」
ホンキートンク「漫才」
小ゑん「フィ」
-仲入り-
丈 二「漫談」
文 生「桃太郎」
ダーク広和「奇術」
天どん「食い違い」

【夜の部】
きいち「子ほめ」
市 弥「湯屋番」
扇 蔵「親子酒」
ホームラン「漫才」
三 朝「唖の釣り」
文 蔵「千早ふる」
紫 文「粋曲」
圓太郎「粗忽の釘」
小満ん「大神宮」

しかしまぁ、なんとも池袋らしくない一日でした。
なんというか浅草っぽいというか。
演者に平気で客席から声をかけたりするのもどんなもんでしょ。
さらに気になった、やたらと笑い声が大きいのも考え物ですねぇ。
演者さんもいじってましたが、本来の芸ができなくなるという。
それをクリアしてこその芸人さんなのかもしれませんが、
きちんとして芸なり噺が聞けなくなるのは妨害ではないのかと。
「笑い袋」と称されたご婦人は昼の仲入りで退席されていましたが、
なんとも困ったもんだなぁと。

とにかく、池袋ではなく限りなく「浅草っぽい池袋」でした。

恐懼謹言。
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