恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

突発性難聴 自宅療養5日目 自転車への挑戦

2022年01月21日 | 突発性難聴療養生活
昨日からの続きです。

自宅療養5日目を迎えました。
本来なら、今日まで入院しているはずでしたが、
実際のところ今日まで入院していたら暇で暇で仕方なかったろうなと思います。
安静にすることは大事なんですけどね。

体調としては、なんとなく良くなっているのかな、という程度で、
劇的に何がどうということもありません。
ステロイド剤も今日飲む分で最後。
もし、なにか改善を期待する要素があるとすれば、
今日で4日目になる鍼治療ぐらいでしょうか。

聞こえの具合は、今まで感じなかったものが耳に反応する、ということ。
昨日よりもさらに小さな音にも耳が反応している気がしました。
外を歩いた時、風が少し強かったのですが、そんな風の音。
シャワーを右耳の後ろに当てた時にわずかに感じる水の音。
繰り返しになりますが、きちんと音として捉えているのではなく、
耳に入る反応として、なのですが、感じ取ることはできています。

そんな中で、一つ挑戦しようと試みたのが自転車です。
どういうわけか、退院したら普段使いしている自転車がパンクしており、
しばらくそのままになっていました。
ふらつきがあるので、退院直後はとても乗る気はしなかったのですが、
リハビリの一環として、ちょっと乗ってみる気になりまして。
まず、近所の自転車屋さんでパンクを修理し、
その足で乗って帰るわけなのですが、
三半規管がやられているせいか、やはりふらついてしまう。
人通りは少ないものの、なんかあったら危ない、と、とにかくゆっくり。
慣れてくると、真っ直ぐ走るぶんには問題なくなるのですが、
左右の安全確認をする際に顔を振るともう完全にバランスを失います。
特に聞こえない右耳のある右方向に顔を振ると、ダメダメ。
安全確認を満足にできないまま乗る自転車ほど危ないものはありません。
これはしばらく自粛した方が身のため。
まして、クルマの運転なんて危険極まりないですね。

今まで出来ていたことができなくなるということは、
発症から様々な場面で感じてきたことですが、今日も改めてそんなことを感じました。

その後、4度目の鍼治療におもむいて、この日で治療の1クールが終了しました。
少しずつ改善の兆しも見えつつある、ということでもあるので、
少し間をあけつつ、違ったアプローチで今後も治療を継続することに。
日々願うのは、とにかく病状改善。
しかし、いつまでも治療ばかりに専念もしていられません。
治療しつつ、仕事もしていかないと生活が成り立ちませんからね。
そんな新たなステップに入っていくことになります。

続きます。

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