恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

7/21(金)新作落語せめ達磨69@なかの芸能小劇場

2017年07月22日 | 噺とか
前回の天どん師匠の独演会の時にチラシを見て来てみました。
新作のネタおろしの会ということで、今回が初めてです。

ぐんま「グレコ奮闘記」
天どん「願いヶ浜」
花いち「ビルズ」
-仲入り-
楽 一「紙切り」
めぐろ「うっちゃり詐欺」

・前座のぐんまさん、レスリング部に所属していた時の思い出を、
 半ドキュメンタリー風にしてまとめたもの。
 いやー、普段の寄席では古典をやっているところしか見たことがないので、
 新作をやるとこんな風になるんだなぁと。
 座布団を使ってのバックドロップなど、普通じゃできないよなぁ。
 白鳥師匠譲りのハチャメチャぶり。
 天どん師匠も「似てるなぁ」とつぶやいていました。
 これで会場がおかしくなってしまったような。

・天どん師匠は「願いヶ浜」という噺。
 仕事をさぼったサラリーマンがたどり着いた砂浜は、
 砂浜に願いを書けばかなうという夢のような場所。
 そこに上司やら社長やらが現れて・・・という感じ。
 男の心情を独白のセリフに表すあたりがなんとも天どん師匠っぽい。

・花いちさんの「ビルズ」は、焼き肉店とボクシングジムが同居するビルの話。
 ボクシングジムでダイエットにいそしむも、
 下の階にある焼肉屋さんで食べ過ぎてしまって・・・というお話。
 まぁまぁ、こういうナンセンスさは好き。
 しかし、協会幹部から自動ドアが開く所作を注意されたとは。
 そこんとこの話が一番印象に残ってるかも。

・楽一さんの紙切り、やはり「バックドロップ」がお題に。
 忘れたから、と、ぐんまさんを呼んでさっきのポーズをやらせる。
 実はそのポーズのせいでヘルニアを患ってしまったとか・・・
 大丈夫かいな。

・めぐろさんは、パワーストーンのブレスレットを買わせようとする女の話。
 こういう詐欺ってあるんだろうなぁなんて思ってしまう。
 本題自体はそこまで長い時間の話ではないので、マクラがたっぷり。
 もう少しやりなれてくると面白くなるかなぁ。

全体的にお客さんの数も満席という感じでもなく、
のんびりと話を聞くことができました。

恐懼謹言。
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