恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

7/5(水)一之輔・天どん 二人がかりの会 新作江戸噺十二ヶ月(笑)・完

2017年07月06日 | 噺とか
天どん師匠と一之輔師匠が約3年間にわたり、
江戸を舞台にした新作落語を披露しようという会です。
最後にして初めて、高円寺まで聞きに来たわけですが、これまた満席。
一之輔人気恐るべし。
天どん師匠は鈴本のトリを休演しての高座です。

一之輔「蛇含草」
天どん「お札はがし」
-仲入り-
天どん「消えず行灯」
一之輔「背に母」

・一之輔師匠「蛇含草」は、先日の道玄坂で聞いてから2回連続。
 同じ人の会を聞きに行くとありがちなことかもしれませんが、
 今回は近い距離からの高座だったので、違った楽しみがありました。

・「お札はがし」は、たしかどこかの独演会で聞いた記憶が。
 明日の鈴本で続きを演じるという宣伝付き。

・「消えず行灯」は、本所七不思議を題材にとった新作風落語。
 終わった後、「ばかやろーこのやろー」の文句が頭から消えない。
 下手したら口癖になってしまいそうです。
 これこそ天どんワールドだなぁ。

・「背に母」は、かつて親孝行で人に無心をする男の話。
 古典派の一之輔師匠がどんな話をこさえるのかと思っていたら、
 これまた聞かせる噺だなぁと。
 今回一回きりでなく、寄席でもかけてほしいなぁと。

今回でこの二人の会は終わりということなんだそうですが、
来年以降この二人の師匠の会が違った形で開催されるかも、
なんて話があり、三本締めでお開きになりました。
いやー、平日の真っただ中ながらいい時間でした。

恐懼謹言。
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