のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

自然保護セミナー

2010年10月11日 | 自然観察

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自然保護セミナー『COP10後の自然保護を考える』

 COP10で新戦略計画(2020年に向けての目標)が議論され、いよいよ生物多様性保全に向けて世界が動き出します。

 政府だけでなく国民の一人一人が、生物多様性を保全するために地域の自然を守り、守るためのしくみをつくり、そして持続的なあり方を実現させていくことが求められています。

 一言で「自然を守るしくみ」といっても、条約から法律・制度、地域の慣習に至るまでさまざまな方法があり、その課題や問題点もいろいろあります。
 このセミナーでは、NACS-Jがこれまで関わってきた保護の現場を事例にしながら、自然を守るしくみの概要や課題を整理し、これからのしくみづくりのあり方を考えていきます。

 どんな制度を利用したか、うまくいった場合・うまくいかなかった場合その原因と課題をどう乗り越えたか、どんな人を巻き込んでいったかなど、現場の保全に役立つ情報を最前線で活躍するNACS-Jスタッフが語ります。

 この機会に、これからの自然保護とあなたの関わっている問題解決の糸口を考えてみませんか。

◇第1回11月10日(水)
 「新戦略目標が始まる時代の自然保護とは」
  講師:NACS-J理事・IUCN-J会長/吉田正人

◇第2回12月14日(火)
「保護地域制度とその効果的な使い方を考える」
    講師:保全研究部/朱宮丈晴
            NACS-J自然観察指導員講習会講師/小野木三郎

◇第3回1月19日(水) 
「持続的な地域づくりのためのしかけを考える」
    講師:保全研究部/高川晋一、保護プロジェクト部/辻村千尋

◇第4回2月16日(水)
「環境影響評価法と海の保護を考える」
    講師:保護プロジェクト部/安部真理子

◇第5回3月2日(水) 
「自然保護のための3ステップからあなたの地域の問題を解決する」
    講師:NACS-J理事・IUCN-J会長/吉田正人

番外編として、2月の土曜日(日付は未定)現地見学会を行います。

・主催:(財)日本自然保護協会 / 協力:株式会社モンベル
・会場:モンベル渋谷店5Fサロン/時間:各回とも19:00~21:00 
・参加人数:50名(先着順)/参加費用:通しで5000円(1回参加は1500円)
・お申込み方法:下記を記入の上、FAXまたはメールにて申し込み先へ
 ①名前(ふりがな)
 ②連絡先(住所・電話番号・E-mail)
 ③所属団体
 ④NACS-Jの会員の方は会員番号
 ⑤参加形式(通しか、特定の回か)

お問い合せ・お申込み先: 教育普及部・本間 
FAX:03-3553-0139 E-mail:2010@nacsj.or.jp

こちらでもご案内を掲載しております。