のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

秋晴れ

2011年09月25日 | 季節

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 すっかりと秋の空になって、今日は気持ちのよい一日でした。
 天候不順が続いているので、冬用に植えた野菜はなかなか育たず、父は毎日天気予報とにらめっこして、農作業に頭を悩ませています。

 夏野菜は、ナスとオクラが順調で食べきれないほどです。
 オクラは、生のまま冷凍してOKとわかったので、野菜の端境期に利用するように、ストックしておこうと思います。
 ナスは焼きナスにして麺つゆにつけておくと、1週間ほど持つので、そのまま食べたりサラダや和え物に混ぜて利用しています。

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 県民の森では、来月10月23日に『どんぐり教室』を予定していますが、ナラ枯れの影響か、アカガシのドングリが少ないということで、準備に頭を悩ませています。
 栗の実の付きが悪くて、今年はあまり食べられないかなぁ?と残念です。
 災害が続く日本ですが、今日のお天気のように年の瀬に向けて穏やかに過ぎてくれたらなぁと願わずにはいられませんね。


フィールドでの危険防止研修会

2011年09月19日 | ながさき県民の森

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 残暑は厳しいのですが、雨が降ると少し肌寒く感じたりと、季節感が狂いそうな気候が続きますが、いつのまにか、山では葉の色付きがボチボチと始まっています。

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 県民の森のインタープリター会(森の案内人)でも、秋のシーズンに向けて危険防止の勉強会を行いました。
 写真は、服を使って簡易担架を作っているところです。
 山の中では、救急車が来れるところまで運び出すことも時には必要ということで、実際に作っています。
 棒を持った状態で、着ている服を棒にかぶせていきます。

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 できあがりはこんな感じです。
 布地の丈夫な服を選ぶ必要があるそうですが、ただ棒に通すだけより、袖も棒に通すことでより丈夫になるようです。

 お陰さまで、県民の森を利用される団体さんより案内の依頼が増えていて、その分、楽しい森の一日を過ごしてもらえるように、準備をしていきたいなぁと思っています。

 毎月第4日曜日に、インタープリター会のイベントを実施しています。
 今月は25日に健康ウォーキングを実施します。ぜひ、遊びに来てくださいね! 


西彼半島と崎戸町

2011年09月07日 | お出かけ

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 週末、県民の森のボランティアメンバーで、西彼半島と崎戸町をめぐる研修旅行に出かけました。
 ちょうど台風12号が接近中で、長崎は進路から外れていましたが、すごい風でした。
 西彼半島は、遠藤周作の沈黙で舞台になった、キリシタンの歴史がのこる町で、ここには遠藤周作文学館もあります。

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 最初に訪れた城山展望台では、いろんな種類のきのこがたくさんありました。
 中でも、いちばん目立ったのが、写真のきのこ、名前はわかりませんが、かわいいです!
 西彼半島は、独特の植生があって、歴史でも自然でも、いろんなテーマで歩くことができます。

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 写真は雪の浦の熊野神社の石段です。
 円形状に広がっている石段はめずらしいそうです。参道にはイスノキの巨木もあってよい雰囲気。
 西彼半島は教会の方が有名なので、参加者も初めて訪れた人が多く、身近なところにもこんな良いものがたくさんあることを実感しました。

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 宿泊は崎戸町の突端。民宿海老簀(えびす)でした。
 イセエビ漁解禁直後、イセエビの活き造りとお味噌汁には感動でした!

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 バス停の待合所が「あらかぶ」なんです。最高です!!!

 台風の影響で、屋外散策はいくつかあきらめることになり、残念でしたが、その分歴史に詳しいメンバーに、信長~徳川の時代の貿易とキリスト教に対する対応の移り変わり、それに翻弄された人々の歴史をじっくり聞くことができ、おもしろかったです。

 来年も、楽しい研修旅行を期待しています。
 参加のみなさま、お疲れさまm(_ _)m、そして、ありがとうございました。