のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

祝!1周年・・・まであと2日

2007年03月30日 | 日々のこと

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 ブログをはじめたのは、去年の4月1日です。ようやく1年になろうとしています。
 最初の頃のようには更新できませんが、3日坊主の私が、よくここまで来れたものだと、感心しています。←自画自賛(笑)

 結構いい加減な私は、遊んでばかりで更新を忘れるのですが、「読んでるよ」「仕事中の息抜きだよ」なんてメールを頂くものだから、あわてて更新。。。みなさまに支えられての1年だと思うのです。
 そして、何より、コメントをくださる皆様、このブログを盛り上げてくださってありがとうございます。m(_ _)m

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 今年は、2年目は、ブログの更新と併せて、里山を観て、記録していきたいと思っています。
 言っちゃったから、みなさん、またお尻をたたいてくださいね。

 この週末はお花見ができそうです。
 満開の桜の中、雲仙のガイドさんたちが、新たな旅立ちをします。その閉校式に、明日出席してきます。
 1年の締めくくり。

 ホビオのオイル交換もしてやらねば! 今年も元気に活動するぞ!!!

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杵の川酒造の軒先に、ツバメが帰ってきました。
諫早各所でソメイヨシノが8分咲きです。
筍はイノシシに勝てず、まだ3本しか食べていません。最初の1本は3月21日でした。(^^)v


別れの季節

2007年03月22日 | 季節

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 3月はお別れの季節、雲仙のレンジャーさんが退職して大学院で研究生活に入るということで送別会をしてきました。
 持ち寄りパーティーだったので、のんびり話をしながら、家主は引越しの準備をしながら・・・

 私は、結局一緒に活動したことはないんですが、レンジャーさんは、雲仙島原地区のビジターセンターをまとめていたので、打ち合わせ等でお話したことがあり、楽しい方でした。
 4月から岩手県に移住だそうなので、気候の違いにめげずに元気で勉学に励んでください!

 朝から、雲仙を散策して帰ってきました。寒くて長居はできませんでした。
 水溜りには氷がはっていて、シャッターを押す手も冷え冷えです。(^^;

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 寒さに凍えて、地面すれすれにツクシショウジョウバカマが花をつけていました。今回は2株見つけて、 週末くらいは花盛りかな?
 お別れの季節、桜はまだですが、かわいい花がお見送りをしてくれるようです。


海辺の観察会

2007年03月19日 | 自然観察

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 18日(日)、快晴だけど風がちょっと強く、じっとしていると肌寒い日でしたが、小浜町の子供たちと海辺の自然観察を行いました。講師は西海パールシー水族館から来てくれて、いろんな海の話をしてくれました。
 石も多いんですが、ここは干潟、足がうまって動けなくなる子、それを救出に行って更にはまる人続出(笑)
 さすがパールシーの先生2人は、上手に誘導して救出していきます。でも、とっても楽しい経験でした。

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 パッと見ると同じような貝殻が落ちているように見えますが、みんなで探すとこんなにたくさんの種類が見つかります。
 自然観察会の楽しみは、一人だけでは気づかないことをたくさん見ることができるところ!
 また、海辺の観察会、企画してくれるそうです。


九州自然協議会

2007年03月12日 | 自然観察

 週末は、大分県の九重へ自然観察指導員の集まりに行って来ました。
 1日目は『シンポジウム 坊ガツルの明日を見つめて』と題して、ラムサール条約の新指定地についての調査報告、パネルディスカッションが行われました。場所と説明

 この辺りは登山客が多く、初夏のミヤマキリシマはとっても有名。だからこそ、人と自然が良い付き合いをしていくために、今、多くの人が関わって、坊ガツルを中心に「くじゅう」のことを考える取り組みが始まっているようです。

 私が関心を持ったのはゴミの問題。山にゴミを捨てていくのは分別のない若者と思われがちですが、入山する7割近くが40代以上の分別のある大人。この人たちに、ゴミを捨ててはいけないと、今さらどう言えばいいのか頭を抱えてしまいますね。
 ゴミを捨てないだけでなく、ゴミ拾いをするより更に、もう一歩の取り組みが必要なんだと思うんですが・・・これが、どうにも難しい。
 他にも、ペットを自然の中に連れ出すことで、実は危機にさらされる動物がいます。人の生活と離れた自然にはペットを連れて行ってはいけません。でも、そんなことを知らない人も多いはず。

 まずは日ごろの話題の中に、『ダメなことはダメ』 を確認することから始めようと思います。
 良いアイデアがある方、ぜひ、教えてください。

 お楽しみの2日目は、山の装備を持たない私は、長者原のタデ原湿原をガイドさんと歩いてきました。当日は、さ、寒い。。。
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 山は霧氷、風で凍りつきそうです。(^^;

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 タデ原組は、3班に別れて凍った木道に悪戦苦闘しながら、楽しい散策をしました。出発前はみんな凍っています(笑)

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 この草原も1ヵ月後には野焼きで、一面焼かれて、山野草の可憐な花々が顔を出すそうです。

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 雑木林の中では、コケがカチンコチンに凍っています。

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 望遠レンズを持っていかなかったことを後悔しました。マンサクの花が青空に映えてとってもきれい!

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 真っ白なのが三俣山。手前の山は、名前を忘れました(^^; 黄色く見える部分はマンサクの花です。
 坊ガツル登山組みは、更に美しい景色を見たと言っていました。
 ちょっと、欲張ってながーいブログになってしまいましたが、これで、充実した2日間の雰囲気を、少しでもお届けできているといいんですが・・・


寒の戻り

2007年03月06日 | 季節

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 寒い。。。雲仙は雪が積もったようです。
 今までが暖かかっただけに辛いですね(^^;
 午後は快晴。寒いおかげで霞がかからず、雲仙もくっきりと見えます。

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 道路脇にはアオモジの花が満開です。北部九州特有の風景なんですって、他所から来た人は珍しいそうなんです。住んでいると気づかないものです。

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 前回UPしたヒサカキだと思うのですが、ピンクの花を見つけました。一見目立たないのですが、よーく見るとびっしりと咲いています。
 これも庭の片隅にありました。木は結構大きかったので、いつからあるのか?
 やはり、知らないことが多いです。。。
 これも、父の趣味なんですよね(笑)

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 たまにはこんな写真も・・・寒くて根性がなくて、フラッシュを使ってごまかしました(笑)
 花は緋寒桜の一種と思われます←父談。
 昨年の台風の影響か、それともこの気候のせいか、花付きが悪いのですが、沈み行く日の光に、とってもきれいだったので・・・

 『寒の戻り』 寒いと文句を言いながら、言葉の響きは大好きです。
 なんとなく風情を感じながら、次は『花冷え』かな?とか いつか見た情景が頭の片隅をかすめる瞬間が、なんとも幸せな気分になります。
 自然と共に育まれてきた美しい日本語も、大切に使っていきたいですね!