沖縄・台湾友の会

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7月13日はノーベル平和賞受賞者、劉暁波の七回忌  未亡人の劉霞女史がドイツから離れ、日本に移住する。

2024-07-12 22:36:30 | 日記
 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024年)7月13日(土曜日)
     通巻第8327号   <前日発行>
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7月13日はノーベル平和賞受賞者、劉暁波の七回忌 
未亡人の劉霞女史がドイツから離れ、日本に移住する。
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7月13日は、ノーベル平和賞受賞者、劉暁波の七回忌。海外の民主活動家は世界中で追悼イベントをネット中継で開催する。共同通信によれば劉暁波氏未亡人の劉霞女史がドイツから離れ、日本に移住する(事実上の日本亡命)。
2017年7月13日午後5時35分、61歳の中国のノーベル平和賞受賞者は瀋陽で拘留中に肝がんのため死亡した。

 イベントの主宰者はこう述べている(博訊新聞網、7月12日)。
「劉暁波氏は象徴であり、我々の精神的指導者でありつづける。私たちにとって、人類の良心の富と知恵の結晶であると同時に、彼の精神と愛の力は重要であり、私たちは彼を忘れることはできない」

劉暁波は中国共産党の一党支配の終結と民主中国の実現を求め「憲章08」の起草に参加した。ところが中国共産党は劉を「国家政権転覆扇動」の罪で起訴し、懲役11年の判決を降した。翌年、西欧社会は劉暁波にノーベル平和賞を与えた。

イベントの拠点はロンドンで開催され、セミナーの他、在英中国大使館前のデモが計画されている。
 記念行事の出席者は、中国民主運動海外共同会議主席の魏京生、1989年の天安門運動の学生指導者王丹ら多くの海外活動家が参加し、「北京春報」名誉編集長胡平もゲスト参加の予定。
 胡平は「彼の精神を追悼するため、自由と民主主義の追求を受け継ぎ、忍耐し、圧力に屈せず、戦い続けることだ。劉暁波氏は『言論の自由の殉教者』だ」と述べた。

劉暁波未亡人の劉霞は2018年7月にドイツへ出国した。爾来、六年間をドイツで過ごしたが公の場には姿を見せず、また社会的発言を抑制してきた。

 共同通信によれば、日本訪問の経験がある彼女は日本の生活を気に入っており、将来的には日本への移住を検討しているという。


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