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マッカーシー下院議長、イスラエルを訪問し、国会で演説  「中国に技術を盗まれないよう対策をとるべきだ」

2023-05-02 06:37:31 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)5月2日(火曜日)弐
       通巻第7733号
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マッカーシー下院議長、イスラエルを訪問し、国会で演説
 「中国に技術を盗まれないよう対策をとるべきだ」
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 5月1日、エルサレム。20人の米国議員団を率いてケビン・マッカーシー下院議長はイスラエルを訪問し、国会(クネセト)で演説した。ちょうど5月1日からイスラエルは夏期国会が開会された。

マッカーシーは冒頭で「イスラエルは中国に技術を盗まれないようにもっと多くの対策をとるべきだ」と述べた。

 「私たち(米国とイスラエルの軍事、ハイテク技術)のイノベーションは、中国共産党という新たな脅威によって危険にさらされています」とマッカーシーは警告し、「中国共産党はイノベーションの促進者を装おっているが、実際は泥棒と変わらない。これ以上、私たちの技術を盗ませてはなりません。」
 イスラエル国会で演説した下院議長は過去のニュート・ギングリッチがいる。

 マッカーシー下院議長らは「建国75周年を祝うため」イスラエルを訪問し、ベンジャミン・ネタニヤフ首相と会見した。
 「ギクシャクしたワシントンとの関係もあるが、米国議会は超党派でイスラエルを支持している」と挨拶した。

 国会の外ではネタニヤフ政権の司法制度改革に反対する野党支持者等およそ数万人が抗議行動を展開した。なかにはテイラー・グリーン議員の反ユダヤ的発言を非難した。テイラーがユダヤの陰謀論に加担するような発言と誤解されたのは議員当選以前のことで、過去の些細な失言を蒸し返すのはグリーンが熱烈なトランプ支持者だからである。

イスラエルと米国はオバマ政権時代のイランの「核合意」をめぐって鋭角的な路線対立がある。トランプ政権時代にきわめて良好な関係を維持できたが、バイデン外交で両国は意見を対立が解けないまま。とくにネタニヤフ首相はバイデン米大統領との関係が良くない。

直前の4月27日にデサンティス・フロリダ州知事もイスラエルを訪問しネタニヤフ首相と会った。
デサンティスは「箔をつける」ために外遊を続け、エルサレム訪問前に日本と韓国を訪れた。
デサンティスは「イスラエルを孤立させようとする親パレスチナ派の動き」や「イランに対するイスラエルの懸念」に共感を示したとロイターが報じた。

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